UFC Fight Night 59 ボストン
プレスリリースされたので報告します!次戦は来年1月18日のUFCボストンです。
一つ階級を下げての試合です。未知の世界ですが、夏の終わりから計画していました。魔裟斗さんがおっしゃっていた「厳しい道をあえて進むことが成功への道だ」という言葉を胸に挑戦者として挑む次第です。
TDガーデンで試合なんて夢にも思っていませんでした。バスケのセルティックス、アイスホッケーのブルーインズ、そしてレディー=ガガさんのライブなど世界のトップパフォーマンスが行われる会場で試合です。
そしてよりによってなんでこの日程なんだ!運命としか言えない。11年前の2004年1月18日は生まれて初めて格闘技の試合に出た日です。高校の同期で一緒にアメリカ行く友達が教室でキックボクシングをやっているのを見つけて一緒に練習したのが始まり。そう、ちょうどこの時期、10月の終わりくらいから教室で格闘技ごっこを始めました。
格闘技を始めるきっかけをくれた友人をよそに、少林寺拳法部の顧問の先生の名字のハンコを100円ショップで購入、コーチなし、施設なし、サンドバックすら叩いたことないのに血迷って新空手の試合に応募したのが全ての始まりでした。
その日はセンター試験当日、それなのに高校3年生の自分は東京武道館でバンテージの巻き方を知らないままワンデートーナメント。野球部ではレギュラーではなかったけど、センター試験の日とか関係ない留学組の友人が応援に来てくれました。格闘技を始めて3ヶ月で当時の夢が叶いました。俺の試合を見に来てくれる応援団がいる!野球部時代ではありえないことでした。
何も知らずに勢いで決勝まで勝ち進み格闘技の面白さにハマってから11年後、ホームと言ってもいいボストンで世界最高峰のプロモーションで試合なんて、いったい誰が予期したのか。。。日本では無名に近い自分にとってある意味最高の舞台なのかもしれない。日本人だけどこの町のためにずーっと戦ってきた。
これは運命だと思う。来年1月18日に試合して自分が勝つ。そしてボストニアンのみんなに認めてもらう。減量もタフな対戦相手も未知の世界ですが、人生でこんな恵まれた瞬間を経験できるのは最初で最期かもしれない。ジョジョのように運命とは自分自身で切り開くものだと信じている。
一緒に戦ってください。命かけます。