Tateki Matsuda

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ニューイングランド地方のお気に入り

ハーブとザワークラウトのサラダ

ロブスターのピリ辛トマトソース

子羊の首肉の蒸し煮

焼きリンゴと手作りアイスクリーム

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New England Favorite

タテキの元・教え子が日本でとても人気になり、タテキはとても誇りに思っています!昔、日本語を教えていたアーサーは日本で超、超、超有名な英語教師になってました!セーラム州立大学で学部生だった当時、アーサーに出会い、ボランティアで日本語を教え始めました。当時、アメリカの高校生に母国語を教えることは異文化交流でもありましたし、一緒に遊んだり、タテキの家でパーティしたり、日本人の友達を紹介したりしました。「他言語を学ぶ大変さ」を知っていた(当時英語もろくに喋れなかったのに、スペイン語やタイ語を勉強していた、、、)ので、アーサーには生きた日本語を学んでもらうため、無茶振りを繰り返していた記憶があります。(適当な先生です)

セーラム大学を卒業後、タテキはブラジルへ武者修行へ行きました。アーサーの家族にも挨拶した記憶があります。帰国後はボストンに移りファイターと大学院の二足わらじ生活でした。一方、アーサーは大学生になり、日本へ留学しました。数年前、アーサーから連絡があり、アーサーの故郷で結婚披露宴がありました。久しぶりにアーサーの家族と再開した時、みんな口を揃えて 「あれー・ブラジル行ってなかったけ?」と言われました。ママからもパパからもおねーちゃんからも、、、みんな繰り返し言うもんだからブラジルから帰ってきた後に挨拶くらいしておけばよかった、って思いました。

時はたち2019年、セーラム卒業してから10年ですよ!アーサーと再会です!アーサーと奥さんがボストン帰ってくる、と偶然知ったので、先輩面こいて「おい、ちょっと挨拶こいよ」的に呼び出しました。嘘ですw

現在アーサーはYoutubeで25万人のチャンネル登録者数を抱えるカリスマ英語教師になってましたぁ。しかも芸人で大物youtuberの中田敦彦さんとコラボしているのを偶然発見!後輩の大出世に元、はい、元です。元・先生は大興奮であります。

アーサーの立ち上げたIU-Connectは彼の経験、哲学、そして日本へ対する愛と尊敬が形になった英語学習プラットフォームです。

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タテキ妻によるライ麦100%のサワードウブレッド

アーサーのyoutubeチャンネル見たら分かると思いますが、彼は日本人よりも日本人なので、きっとボストンが恋しいかな?と思い、故郷の味をこれでもか!というほど料理しました。ロブスターはご存じのようにボストン 名物なので、贅沢にも2匹仕入れました。アーサーのファミリーはギリシャ系なので、ラムが好きだと思い、ブッチャーで極上の子羊を入手しました。 デザートは秋から冬にかけて旬なニューイングランドの果物、リンゴは日本の甘くて高級なリンゴと比べると劣ると思いますが(日本の高級リンゴ食ったことないけどw)、きっと懐かしの味になると思い、焼きリンゴを作りました。自家製のアイスクリーム作って、一緒にサーブしました。熱々の焼きリンゴに冷たいアイスクリームが溶けていい感じのデザートです。

実はタテキがアーサーの家族と一緒に食事した時に、レストランでアップルパイをオーダーしたら、アイスクリームがアップルパイの上にドッカーンと乗っかてて、ビックリしたタテキのリアクションにアーサーのママが面白がっていた記憶があります。「うふふ、アメリカンスタイルなのよ」ってね。

ラインナップは ザワークラウトのアロマハーブサラダ(ちなみにアーサーもドイツ語なので、前菜にドイツの味を加えました)で食欲を高め、次にロブスターのディアボロソース(少しスパイシーなパスタソース)パスタ、そしてメインは 子羊の首肉の蒸し煮です。柔らかいお肉と、骨からたっぷり旨味が出たラムのトロトロお肉がメインディッシュ。デザートは丸ごと焼きリンゴ!でした。

Boston Marketで新鮮なロブスター購入

贅沢に2匹のロブスターで4人前

前菜はBiohacker Summit HelsinkiのVIPディナーで食べた、食欲を高めるサラダを再現しました。ハーブとスパイスのアロマティックなサラダは、食欲をそそる風味の源であるスパイスと苦味が、抗酸化作用を高めます。年末の忙しい時期はフリーラジカルの攻撃を体は受けまくってるので、保護する必要がありますね。ウンチクはいいってば、とにかく食欲がそそられるのね。

パスタ皿に関しては、ニューイングランド在住の誰もが幸せになれるパスタだと自負してます。だってチート食材、名物ロブスター使ってますからね。2匹で4人前です。贅沢です。出世した後輩を祝うには少ないくらいだぜ。

ロブスターの殻から濃厚なスープを作ります。無駄なく全部使います。 ピリ辛トマトソース「Fra diavolo」は、特にシーフードやパスタとよく合います。トマトソースはエシャロットと、ムーランですり潰したサンマルツァーノトマトだけです。ウォッカでフランベして風味がちょっとオシャレに☆伊勢海老と比べると淡白なロブスターですが、うまく足し算引き算すると絶妙になります。

赤ワインとトマトソースをベースに、野菜や新鮮なハーブを入れたフォンで、ラムを調理しました。ラムやマトンの場合、非常に独特の風味があるので、香りが強い香味野菜や新鮮なハーブが必須です。特に牧草だけを食べて育ったラム、マトンは匂いが強いです。下処理をしっかりして、マリネをしてから表面を焼いて、蒸し煮でコトコト、首肉は骨からポロッととれて、独特の風味はクセになる味に大変身。アーサーは時差ボケでベストコンディションでなかった奥さんの分までペロリ。「タテキ、ラムは大好物なんだ」、、、おい早く言えよブラザー。

デザートの焼きリンゴはドッカーン花火系です。アーサーにアメリカ人がアップルパイとアイスクリームを一緒に食べることを知った時はビックリしたといったら笑ってました。リンゴと蜂蜜でハウスバーも、ka レー、、

ちがーう!!そういえばバーモント州ってニューイングランド地方か、、、なら許す。

アーサーと久しぶりに会えて、本当によかった。日本に留学している時も、ちょくちょくボストンに帰ってきた時に会ってたけど、やっぱりお互い大人になって会うと時間が経ったなーと思いました。日本を好きでいてくれてありがとう!

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