牛タンとフォアグラ
Beef tongue
記念日をあまり気にしないタテキ妻ですが、誕生日は気合を入れて祝います。ロマンチックな手作りディナーを作って、一味違う誕生日の演出を毎年しています。理由は簡単!レストランに払うお金が浮いた分、プレゼントが豪華にできるかもしれない、、、なんじゃそりゃ?
前菜はキヌアサラダから始めました。寒い時期のインゲンが大好きです。湯がいたインゲンを鶏からとったフォンに入れて冷やします。冷たいコラーゲン豊富なゼリーになって、その上にフォンで調理したので鶏の旨味を吸収したキヌアを型にはめてお皿にサーブ。ゆっくり調理した柔らかい赤ビーツをトッピングして、ビネグレットソースの酸味が効いた感じに仕上げて、食欲をアゲアゲ。
ペスカトーレは年に1度だけ、タテキ妻のために作ります。いつか決めた松田家のルールになりました。今年の出来は最高でした!今年は今までと全く違う仕上がり!ウニを追加したからです。シーフードのメロディーだけを味わうのではなく、新鮮なウニをプレートにサービングする直前にパスタと絡めます。半生状態で美味しいトマトソースと混ざりとってもゴージャスな一品になりました。妻はノックアウト!おい、まて、メイン食ってから白目むいてくれ(別に白目になっていない、、、)
メインディッシュは牛タンを調理しました。牛タンは柔らかく、とても風味豊かに仕上がりました。アメリカのスーパーやブッチャーでは「安い部類」の扱いです。最高です。アメリカ人の皆さん、これからも牛タンの美味しさに気づかないようお願い申し上げます。(深々とおじぎ)
血を抜いた後、牛タンを牛骨フォンで調理しました。直前に表面をあぶって、煮詰めたフォンにバターで照り出ししてソース完成。フォアグラのソテーと季節のキノコを添えて、完成!安いカット(アメリカで切り分ける肉の部分の呼び方)は超豪華な料理になりました。
我が王、キングトム様お気に入りのTB12アボカドアイスクリームを食べたことありますか?オリジナルのレシピをアレンジしました。柑橘系を加えて爽快感を演出。ライムゼストはデザートに新鮮さをもたらし、生の蜂蜜を少し使って甘味を凝縮しました。このデザートの甘味のほとんどはオーガニックのステビアからです。蜂蜜とステビアを混ぜてみてください。相乗効果を感じると思います。
いい感じの誕生日ディナーでした。おめでとう