オーパス・ワン 2008
Opus One 2008
思い出に残るワインを体験をするためには、大都市の高級レストランに行く必要がある!と思いがちですよね?昨夜は素晴らしいタテキッチンができました。何でしょうか?はい、もうタイトルでネタバレですね。オーパス・ワンを開けてくれました。最も高価と言われるカリフォルニアワインです。まさか飲ませていただけるとは思っていませんでしたが、友人は本当に食べ物とワインが好きで、みんなのために開きました。
まず、招かれた御宅のキッチンがすごい!理想のキッチンで料理したので、一日中ここで料理できたらいいのにと思いました。今回のタテキッチン、すべての食材は自家製で、地元産です。忘れられない夜でした。間違いなく、次のファイトキャンプ中にこの夜会の食べ物とワインを思い出すのだろうか、、、
高級食器が揃っているので、トッピングにワクワクしました。盛り付けがとても楽しかったです。夏には最高の料理の1つである、ガスパチョを作りました。この前作ったばかりですが、やっぱりローカル野菜の美味しさが一番引き立つのは冷製スープ。ホストからは「ワインは徐々にボディを強くしていくね」と言われたので、前菜はライトにスタートしました。
それぞれのパスタは赤と白のワイン両方に最適です。イカとウニのレモンハーブパスタはピノ・グリジオに最適だと思います。しかし、ホストが用意していただいたピノ・グリジオは少し赤い色した白ワイン。なんじゃこりゃ?ホストはその白ワインを作るプロセスの違いについて説明していましたが、タテキッチンで忙しくて覚えていません。笑
リクエストされたカルボナーラにはアヒルの卵を使いました。驚くほど濃厚な卵で、ファーマーズマーケットに来る平飼い卵屋さんが、たまに売ってくれるレア品。自家製の手作りグアンチャーレ(豚頬肉の塩漬け)と相性抜群!この時すでにホストは赤ワインのバローロをオープン。
メインは最近ヘビロテ気味のオッソブッコ。
いつもはイタリアンなブロードですが、今回はフレンチです。フォンです。牛テールからじっくり出汁をとったフォンです。おフランスの出汁の中で、じっくりと蒸し煮、肉を調理したフォンと調理された肉から出る肉汁が混じった煮汁を煮詰めてソース完成。
シンプルにエシャロット炒めて、照り出しにバターを加えたクラシックなオッソブッコ。最近のラムに臭みが少ない理由は、これもやっぱり穀物食べさせられているからです。牧草食べた羊は独特の匂いある。ローズマリーがアロマティックな風味を加えて、ゆっくり、じっくり調理したスネ肉は安い肉から高級メインディッシュに大変身しました。魔法なんかありません。手間をかけた放置プレーが最強なんです(笑)
メインで開けていただいたオーパス・ワンは極めて明るく、上品なワインでした。ワイン愛好家やソムリエではないので、感想は割愛しますが、普段飲むカベルネと比べると全然違いました。ボルドースタイルの繊細さが口の中でいつもより長い余韻に浸るように味わえました。
デザートはボリュームが多い食事を考慮して、これまたライトな感じに。アボカドのムースはライムの酸味が生蜂蜜のマイルドな甘味を引き出してくれてお腹いっぱいでも食べられる仕上がりになりました。
食器変わると雰囲気も変わるな(笑)
いつもとは違う上品な夜でした。