スパルタンレース・スタディオン Fenway 2019
この前の土曜日はアホな1日でした。スパルタンレースがマサチューセッツ州に来る時はなるべく参加しようと思ってからは去年に引き続き3回目のスパルタン参戦!しかし今回は1日2レースという無茶振りな日でしたぁ。調子に乗って毎回エリートに参加している訳ではなく、スケジュールが朝一なので予定が組みやすいため、今回もエリートでエントリーしていました。いや、正確に言えば「エリートだけ」登録してました。
格闘技のマネージャーが「タテキってスパルタンレースやってたよな?スポンサーがイベント会場に来てて、グループレース参加枠が余っているらしいから一緒にプロモーションやってくれば?」と連絡があり、ワークアウトど素人の妻(ヨガはそれなりにやっている)を「たまには運動しなきゃ」と強引に参加させました。
ボディーアーマーというスポーツドリンクメーカーさんの社員さん達+タテキ&妻でグループ参加してきました。そしてなんとレースの様子をGoProで撮影しました!もうレッドソックスファンは必見です!フェンウェイ球場の隅から隅までランナー目線でお楽しみください。また海外と日本の障害物は基本一緒らしいですが、重さや高さ、難易度が調整されているそうです。確かにタテキはエリート部門で一番身長が低かったです(170cmでも、、、)重量級の軍人やクロスフィッター達と同じ障害物ってフェアじゃないですよねw
スパルタンレースとは?
SPARTAN RACEは世界42か国で参加者数100万人以上、年間観客者数30万人以上と世界をリードする障害物レースです。本国アメリカでは、NBCのゴールデンタイムでも放送されるなど急成長中のレースとして注目を集めています。その人気は世界に広がり、アジアでも日本をはじめ、韓国や中国、香港、台湾、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピンで開催されています。これまでに200回以上のレースを展開しており、そのミッションは参加者を健康にすること、活発にすること、そして何より自分自身が変わっていくことに楽しみを感じさせることであり、競技を超えたライフスタイルの実現を目指しています。(本家ウェブサイトから引用)
今回のレース参加に対するモチベーションはもっぱら鬱憤を晴らすためです。10月の終わりにアメリカ東海岸のMMA団体のタイトルマッチのオファーがあったのですが、対戦相手が承諾してくれず試合が流れてしまいました。格闘技は他のスポーツと違って常にピークの状態を維持することがとても困難です。例えば試合感を最高潮に仕上げるためにスパーリングを重視したらダメージが溜まったり、ストレングスの維持が大変です。ハードな練習を組み合わせることは持続可能ではないし、怪我のリスクの方が高くなります。
MAXに近い重量のスクワットやデッドリフトをスパーリングと組み合わせることは自殺行為ですし、技術練習に集中すればする程、ストレングスは低下しますし関節の炎症が治らなかったり格闘技特有の悪い姿勢(顎を引いた猫背)が続けば悪い癖や怪我のリスクが高まります。格闘技以外のスポーツや運動、テーパリング期間を設けることはとても大切ですよね。
でも試合に向けてガッツリ練習していたので何か発散したい気持ちがありました。スパルタン参戦する度に思いますが、スパルタンレースにはその為の練習が必要です。プロのMMAファイターだから余裕なんてことはありません。そして相変わらず「槍投げ」の障害物は成功したことありません(笑)
.エリート部門でレースをした後、自宅に戻りちょっと休憩、この日に限ってプライベートレッスンの予定が入っていたので自宅兼スタジオで1コマ終えた後、GoProで撮影したエリートのレース風景の動画を妻に見せました。彼女の顔が半分引きつったまま、自宅にあるタテキのおもちゃで仮スパルタン障害物の予行練習をして夕方スタートに向けて再びフェンウェイ球場へ。
グループ参加のスタートはイベントの終盤で、タテキは2発目のレースのせいか、妙にハイテンションでチームのムードメーカ的存在でみんなを牽引。お節介なおばちゃんみたいに「次の障害物はXXX」や「ここはOOOに気をつけてー」などボディーアーマーの社員さんをサポートしました。普段アスリートのように運動することはない妻も無事ゴールしました。
障害物の確認やバーチャルフェンウェイ球場ツアーの代わりになったら最高です。にしてもGoPro面白い!