Tateki Matsuda

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タングルウッド ボストン交響楽団 2019

タングルウッドにてヨーヨー・マの野外コンサート

最後にタングルウッド・フェスティバルに行ったのは5年前!毎年音楽フェスやライブに参加するほどの音楽ファンではありませんが、タングルウッドの会場はどの野外コンサート場よりも格別で、自然豊かな場所を他に知りません。ボストンから西に2時間30分くらい?もう、ほぼニューヨーク州の手前です。マスパイクという国道をひたすら西にドライブしました。

5年前の2014年にいつメン友達と一緒に訪れ、2010年に友達のピアノコンサートのために来ました。「毎年夏はタングルウッドに行かなきゃ」と思いますが、長い運転やスケジュールの関係で断念してました。タングルウッドは音楽会場で、毎年夏に音楽祭が開催されます。フェスティバルは、交響曲、室内楽、合唱音楽、ミュージカルシアター、現代音楽、ジャズ、ポップミュージックなど、一連のコンサートで構成されています。人気の秘密や自分の好きなところはピクニックのように食べ物や飲み物を持参できることです。芝生で音楽とワインを楽しめます。

公共の場でお酒が飲めないマサチューセッツ州ですが、タングルウッドの会場は正確に言えば私有地、なので来訪者はピクニックの感覚で気楽にお酒を飲みながらクラシック音楽のコンサートを聴けます。長いアメリカの夏休みに、音楽家の卵や学生、ボストン交響楽団のメンバーが練習、研修、卒業課題のため音楽に集中する場所でもあります。ニューイングランド音楽院でピアノの博士課程の卒論ならず演奏課題を行うためにタングルウッドで過ごすこともあるようです。

なんと5年前と同じ奇跡が起こりました。偶然、世界で有名なチェロイストのヨーヨーマが演奏する日で、ワインを飲みながらヨーヨーマのチェロを聴きました。試合に勝利した後で、久しぶりに時間がゆっくり進む感覚を味わいました。はい、ワインも美味しく味わいました。

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チートミールが持参したミニテーブルの上に詰まってます

アメリカで活躍したユダヤ系ロシア人指揮者、作曲家セルゲイ・クセヴィツキーはボストン交響楽団の常任指揮者を務めました。その名前からとったクセヴィツキーミュージックホール(白い建物)が上の写真に見えます。屋内はドレスコードのあるフォーマルな席が用意されています。遠くからも十分に素晴らしい音色が届きますので、むしろ寝っ転がってラフに聴きたい方はピクニックスタイルですね。ちなみに入場料は$20しなかったと思います。

ギフトショップ

会場へのエントランス

会場からの風景はまるでポストカードの写真みたいです。生茂る木々、大きな湖、風情溢れる近隣の町というより村は都会住まいの人にとっては非日常を感じさせてくれます。地元の方によると熊やコヨーテが出るそうです。大自然で聴くクラシックはやはり違いますね。ギフトショップで音楽家の母上にお土産を買いました。LINE電話でサプライズの予定です。ムフフ

上記で述べたように、タングルウッドは夏の間、ボストン交響楽団の拠点です。様々な音楽のジャンルのゲストも含めて、若手のミュージシャンがアンサンブルを組んで演奏や作曲に専念します。来訪者はその仮定やプログラムや予定に含まれる発表会を見にくる、という表現が正しいかもしれません。裸足で芝生の上を歩き、自然に触れてクラシックを聴く。うーん、なんて副交感神経に良い過ごし方なのだー、と思いました。

Seiji Ozawa Hall

セイジ・オザワホールです。1994年に建てられたそうです。日本が誇る小澤征爾氏はボストン交響楽団の桂冠音楽監督に任命された「世界のOZAWA」です。ホール内に響く音色は、建築デザインのせいか、タテキの影響受けやすい性格のせいか分かりませんが、9年前に友人の課題演奏を生で聴いたピアノ演奏を今でも忘れません。

在ボストン歴が長いタテキのお気に入りの一つ、タングルウッドでした。

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