食の旅：アムステルダムUpgraded Dinner 2023

去年に引き続き、アムステルダムの夕暮れが街を包み、バイオハッカーサミットの前夜、他に類を見ないダイニング体験が始まりました。伝統と現代のバイオハッキングの精神が融合する「Upgraded Dinner」は、毎年進化があり、チームジャパンの夢のコラボが実現し、VIPディナーがよりアップグレードされました。

会場に集まった参加者たちは、カクテルタイムから始まり、タテキ妻とZen先生の奥様が立てた抹茶にビックリしていました。繊細な香りがゲストを迎え、静寂と活力が交錯する雰囲気を演出しました。そして、16代目の侍、Zen先生が刀で場を清め、陽月さんの手から紡ぎ出されるハンドパンの音色が、オープニングセレモニーとして、場に静けさを与え、参加者の波長を調和しました。

ホストのテームが心のこもった歓迎の言葉を述べ、タテキは光栄なことに、日本式の開会式を取り仕切り、タテキ妻による茶道が披露されました。Zen先生に抹茶をお出しし、陽月さんのハンドパンの音色が会場を包み込むこの光景は、まさに感動的でした。

前菜が運ばれると、元ポッドキャストのゲストであるももえさんが、VIPたちに食べる瞑想をガイドしました。一口ごとに心を集中させ、食べ物が農場から食卓まで旅してきた過程を噛みしめながら味わうという、心に残る体験を提供しました。読者の皆様もお気づきかもしれませんが、「干城の黄金の経験」ポッドキャストゲストがちらほら登場していますが、タテキの中では必然だと思っています。

日本チームの完璧な仕事ぶりが、このイベントにさらに一層の輝きを与え、バイオハッキングの精神を一つ一つの動作に込めていました。

Upgraded Dinnerの概要

「Upgraded Dinner」は、いわゆるディナーショーや、従来のVIPディナーとは違い、Biohacker's Handbookの著者たちと、フィンランドの受賞歴を持つワイルドフードシェフSami Tallberg、そしてオランダのThe Farm KitchenのシェフJonathan Karpathiosの指導のもと、一緒にクッキングショーを行う感じです。メニューはオーガニック、天然素材や野草、そして旬の素材を組み合わせ、バイオハッキング技術を駆使して食材を最大限に引き出したものでした。6コースのディナーは、まるでテレビの料理ショーのように参加者が一緒に調理し、同時に料理を学ぶ機会でもありました。

ディナーメニュー

メニューは、ワイルドマッシュルームのタブーレから始まり、次にトナカイのボーンブロススープと海藻、が登場。メインディッシュのワイルドハリバットと柑橘のオランデーズソースは、絶妙な組み合わせでした。コースの前のアルコールフリー食前カクテルのおかげで消化サポートもあり、終始大満足で食事を楽しみました。

The Experience

「Upgraded Dinner」は、バイオハッカーサミットの単なる前夜祭ではなく、それ自体が独立した特別な体験でした。もうこのVIPディナーだけ参加しにきても良いくらい、というかタテキはワークショップも終えて、VIPディナー終わった大満足の夜に、「あれ、まだサミット始まっていないじゃん！？」という不思議なお腹いっぱい体験を毎回しています。

ただの食事ではなく、伝統と革新、そしてコミュニティの物語を語る場でした。出産などが重なった妻は4年ぶりにバイオハッカーサミットに参加できてタテキも嬉しかったです。

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