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バイオハッキングカンファレンス2025

プロの総合格闘家として、私はレジリエンス(回復力)とは単なる力任せの強さではなく、精巧に調整されたスキルであると理解しています。それは、いかなる挑戦にも適応し、回復し、より強く再起する能力です。

現代では寿命が延びる一方で、健康に過ごせる「健康寿命」が追いついていない「レジリエンス・ギャップ」が問題となっています。このギャップを埋める鍵は、古武術の知恵と現代神経科学を融合させた「レジリエンス・コード」にあります。

レジリエンス・コードの三本柱

  1. 神経可塑性: 意図的な動きを通じて、脳の神経経路を物理的に書き換え、適応能力を高めます。

  2. 自律神経の調整: 呼吸と心拍変動(HRV)の訓練により、身体のコントロールセンターである神経系をマスターします。

  3. 身体の中心化: 日本の武道で重視される「丹田」(身体の重心)に意識を集中させることで、瞬時に神経系を安定させることができます。

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メルティングポットフォーラム 2024 Showノート

基調講演: 「究極とは何か?」"What does Ultimate mean?"

Meltingpot Forum2024で講演をさせていただく機会をいただきました。伝統的な知恵と最新のバイオハッキング技術が交差するテーマを深く掘り下げ、健康、ウェルネス、そして人間の最適化に情熱を注ぐバイオハッカーの一人として、格闘家として、ウェルビーイングのその先にある「究極」についてお話しさせていただきました。

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バイオハッカーサミット2023ロンドン Showノート

バイオハッカーの可動域と動きの最適化

先日、ロンドンで開催された2023バイオハッカーサミットで、バイオハッカーとしてのモビリティと動きの最適化について講演しました。テームからバイオハッキングムーブメントについて話してくれ、と頼まれました。なんでも「バイオハッキング」というセクシーなワードを使えばウケるとは思っていないタテキですが、プロのMMAファイターとして、またヘルスコンサルタントとして、自分の動作や姿勢を定量化して、最低限の努力と時間で最高の結果を出す為の運動理論を共有しました。

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バイオハッカーサミット2022アムステルダム Showノート

基調講演: "Who is the Biggest Enemy?"

タテキのプレゼンテーション「最大の敵は誰か?」というタイトルで本サミットのテーマであるエゴの概念を中心に展開しました。先ず、MMAファイターとしてさまざまな国を訪れ、トレーニングや試合をしたこと、そしてその経験が自分自身のエゴに対する理解に、どのような影響を与えたかを話しました。

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バイオハッカーサミット2022ヘルシンキ Showノート

基調講演: ウェルビーイングのための日本式バイオハッキング

サミットのテーマは「リバースエイジング」、アンチエイジングのさらに先を行く「若返り」でした。プロ格闘家、そしてスポーツ科学と栄養学の分野出身のタテキがプレゼンテーションで話した内容は、ウェルビーイングための日本式バイオハッキングでした。

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