チェコ共和国 2024

 

お初チェコ共和国

- マネージャー編 & スピーカー編 -

プラハに寄り道: 歴史、食、格闘技

この夏、歴史、魅力、そして文化に溢れる街プラハを訪れる機会がありました。メルティングポットフォーラムでスピーカーとして招待され、開催地のオストラヴァ入りする前にプラハに寄り道しました。昨年のバイオハッカーサミットロンドンで知り合った友人、ヤン "ジョニー" アリスターとの再会もあり、初チェコは期待以上にエキサイティングでした。濃すぎたチェコ滞在をシェアします。

プラハの歴史を巡る観光

ジョニーがガイドしてくれて、新市街や旧市街を案内してくれました。プラハは中世と現代が見事に調和した街で、街を歩く度に時間が逆戻りしたような感覚に包まれます。有名なミッションインポッシブルが撮影された場所も見ました。

特に印象に残ったのは、旧市街広場にある有名な天文時計。1410年に作られたこの時計は、世界で3番目に古い天文時計であり、現在も稼働している最も古いものです。その精緻な動きは人類の知恵の結晶であり、時の流れを感じました。

プラハ城にも訪れ、そこからの壮大な景色に心を奪われました。城の高台から広がる赤い屋根の街並みは、プラハの豊かな歴史を物語っていました。高台にあるロケーションがベストなレストランは満席で、予約はしてなかったのですが、ジョニーの顔パスで、野外席を用意してくれましたw(ジョニーお前何者だ?)

特に驚いたのは、ビールが安い!水より安い!安いとは知ってたけど、価格を見たらビックリ!円安とはいえ一本百円以下のもありました。チェコ人の飲むビールの量半端ないです。

チェコの伝説的な歌手ルツィエ・ビラと

さらにチェコの伝説的な歌手ルツィエ・ビラとの出会いは、ラッキーというかなんというか…彼女は歌手で活躍した後に、プラハのど真ん中にカフェ兼スタジオみたいなお店を開き、自分の手作りアクセサリーを販売してました。ちょうど運よく本人が店をチェックしていて、ジョニーがタテキを紹介(本日2回目のジョニーお前は何者だ?)ルツィエはとても親切で、なんと初対面のタテキに手作りのアクセサリーをプレゼントしてくれました。ありがとうございます!!!

地元料理を楽しむ

バイオハッカーとして通常はグルテンを避けていますが、「郷に入れば郷に従え」というタテキの哲学があります。プラハ滞在中にはチェコの伝統料理も楽しみました。特に印象的だったのは、「スヴィチュコヴァー・ナ・スメタニェ(svíčková na smetaně)」という、クリーミーな野菜ソースに牛肉を添えた一皿が美味しかったです。クネドリーキという肉まんの生地のようなパンケーキというか、パンにソースをつけていただくのがチェコスタイル。地元の食文化を堪能することが、その国を知る大切な一歩というのが毎回旅行先でする事です。

Tateki Matsuda Buretproof BJJ

Buretproof BJJにて柔術練習

ジョニーと初めて一緒にトレーニングできました

プラハで格闘技

観光と食の楽しみだけでなく、プラハで練習や格闘技セミナーをやりました。ジョニーはMMAやブラジリアン柔術(BJJ)を取り入れた「ブラザーズ」というフィットネスグループを運営していて、彼のBJJの先生を紹介してくれました。朝練おつ

格闘技セミナーin プラハ

そして「ブラザーズ」(チェコ版男塾)のメンバーにMMAセミナーを開催し、総合格闘技の技術をシェアしました。プラハの格闘技コミュニティーと交流し、彼らの情熱に触れることができたのは、非常に有意義な経験でした。やっぱりスポーツ全般もそうですけど、格闘技は国境を越えて、誰とでも仲良くなれるなぁと改めて思いました。タテキはチェコ語わからないし、チェコ人も英語得意ではないけど、ジェスチャーやデモンストレーションで以心伝心できるもんですよねー。

Praque Central Station

チェコ第3の都市:オストラヴァ

数日間のプラハ寄り道、トレーニング、観光を楽しんだ後、長距離列車に乗り、オストラヴァのカラーズとメルティングポットフォーラムの会場へと向かいました。プラハ滞在は、お初チェコの素晴らしいスタートとなり、世界の車窓からのごとく3時間ほど東に向かって移動。チェコの中でポーランドに近い場所に位置するオストラヴァ。その昔は石炭で栄えたチェコの産業を引っ張っていた産業都市だったそうです。

運営チームが駅までピックアップしにきてくれました

Photoshoot at Meltingpot Forum

オストラヴァ: メルティングポットフォーラム&カラーズフェスティバル

オストラヴァに到着し、待望のColours of Ostrava音楽フェスティバルの会場入りをしました。このイベントはユネスコ世界遺産のドルニー・ヴィトコヴィツェで開催されました。産業遺産が背景にあるこの場所は、現代の活気に満ちたフェスティバルと見事に融合し、特別な雰囲気を醸し出していました。リアルFFの世界でした。ファイナルファンタジー6と7のBGMが無限ループで脳内で再生された状態で、ステージやレクチャー場所を確認。広すぎて4日間のイベントは会場内のキャンプサイトにテントを貼って参加する人も沢山いて、どれだけ充実した夏休みを大の大人がするんだ?って思いました。

フェスティバルのもう一つの重要な側面が「メルティングポットフォーラム」で、著名なスピーカーや専門家が集まり、健康、テクノロジー、文化、社会問題などに関する講演やパネルディスカッションを行います。これにより、Colours of Ostravaは音楽とともに知的な刺激を受けられる場としても評価されています。タテキは著名ではないし、専門家でいいのかな?色物ですがオファーありがとうございます。

グッドライフステージにてワークショップ

ワークショップ: Unlocking Movement’s Mysteries 動きの神秘を解き明かす

メルティングポットフォーラムで最初に担当したのは、7月17日に「Good Life Stage」で行われた「Unlocking Movement’s Mysteries(動きの神秘を解き明かす)」というワークショップでした。先ず90分のワークショップって…とスケジュールされた時は悶絶しましたが、健康を向上させるための機能的な動きの重要性を強調し、参加者に姿勢改善やモビリティ向上のための一連のエクササイズを指導しました。

いつものコレクティブエクササイズの全身コースで、頭からつま先まで、セルフ施術、補強運動、実感してもらいながら指導しました。

基調講演

メルティングポットフォーラムにて講演

7月18日には、「Vitesco Gamechangers Stage」でWhat Does Ultimate Mean?(究極とは何か?)」というタイトルで講演を行いました。このプレゼンテーションでは、スポーツ、個人の成長、または日常生活において、人間が限界に挑戦する哲学について掘り下げました。MMAやバイオハッキングのバックグラウンドを活かし、我々が「究極」と感じるものを達成するための精神的、身体的、そして感情的な要素について登壇しました。

参加者は、フィットネス愛好家から技術革新者まで多岐にわたり、会場の空気はエネルギッシュでした。このトークは、成功や卓越性をどのように定義し、常に私たちに多くを求める現代社会において、自己実現のさらに先に行くためには、どのように超越していくか?どのように達成するかについて、熱く語ってきました。大胆なアイデアと革新を奨励するフォーラムに参加できたことは大変光栄でした。

Colours of Ostrava 赤坂陽月さんのサポート

禅僧ビートボクサー赤坂陽月さんのサポートがメインでした。Colours of Ostravaの公式アーティストとして、非常に期待されていました。7月17日にはカカオステージで、7月18日にはフレッシュステージで彼の演奏が行われ、メディテーションやアコースティックのセッションも追加され、大活躍でした。

今回のメインイベント・カラーズ・オブ・オストラヴァにて陽月さんと日本から参戦していただいたドラゴンサウンドのコラボが実現しました。音とライトに禅ミュージックのエネルギーが乗り、弥栄ビームが会場の空間を更に一つ上の世界へ導いていました。

Sam Smith, Tom Morrelo, James Blake, Lenny Kravitzなどをヘッドライナーに迎えた大型ミュージック&ウェルネスフェスティバル、Colours of Ostravaで、陽月さんがインタビュー、ライブコンサートをこなし、グローバルなステージとして完璧な舞台となりました。世界中から集まった観客が陽月さんの音と精神性を目の当たりにし、弾けるような興奮と深い内省的な空気をフレッシュステージで体験していました。感動と新しいチャプターの始まり、心に刻み込まれた瞬間だった気がします。

ユネスコ世界遺産のドルニー・ヴィトコヴィツェ

ヨーロッパ最大のフェス

Colours of Ostravaフェスティバルは、世界中のミュージシャンが集まる素晴らしいラインナップで知られており、国際的な音楽・文化フェスティバルです。世界中から多彩なジャンルのアーティストが集結することで知られており、ロック、ポップ、エレクトロニカ、ジャズ、ワールドミュージックなど、幅広い音楽スタイルを楽しむことができます。また、音楽だけでなく、映画上映、アート展示、ワークショップ、トークセッションなど、さまざまな文化的イベントが行われており、訪れる人々に多彩な体験を提供しています。

チェコ共和国大統領ペトル・パヴェルとカラーズの会場で偶然出会いました。

忘れられない旅

総じて、Colours of Ostravaは音楽、アート、文化、そして知識の融合を楽しめるフェスティバルであり、その多彩なプログラムは、国際的な観客を魅了し続けています。メルティングポットフォーラムでの講演やワークショップ、赤坂陽月さんのサポートを通じて、初チェコの旅は学びやコラボレーション、そして多くのつながりに満ちたものとなりました。プラハとオストラヴァで過ごした時間は、本当に濃かったです。

今後も格闘技、バイオハッキング、音楽、そしてさらなるつながりを通じて、この新たな出会いがどのように展開していくか楽しみです。

 

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