Ep8 元UFCファイター対談「格闘技が人生を豊かにする」:水垣偉弥

 
水垣偉弥 @https://www.instagram.com/mizugakitufc

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エピソードの要約

00:00:00 インテリジェント・スナイパー

00:00:39 オープニング「タテキの黄金の経験 MMA Show」

00:04:05 ゲストの紹介「日本人として最多連勝5連勝の元UFCファイター」

00:10:40 コンフォートゾーンを破る?「勝利してリスペクトを得よ!」

00:14:06 やっぱり気になるTBI「脳へのダメージを語る」

00:17:24 インテリジェント・スナイパーから学ぶ「ZONEへの入り方」

00:20:37 まさかのライバル校「2人は神奈川の高校からUFCへ」

00:26:08 理系ファイターに理系の質問「電磁波怖くないですか?」

00:30:23 理系ファイターに更に聞く「量子物理学とチームワーク」

00:33:10 生まれ変わったらF1レーサー「4輪大好きだけど、試合前に見る悪夢の話」

00:37:44 ジジイになったらアイロンマン「タテキとMMA雑談」

00:44:22 タテキのまとめ「皆さん格闘技やりましょう!」

ラスベガスに貼られてたポスター

ラスベガスに貼られてたポスター

対談中に話した題材・リソース

TBI(Traumatic Brain Injury) 外傷性脳損傷について

細胞内高血糖は、ミトコンドリアの高効率エネルギー産生システムを不安定にさせ、酸素を活性酸素に変えてしまう。活性酸素は、フリーラジカルとなってミトコンドリア自身を傷つけ、エネルギー産生が低下するのに加え、修復のためのエネルギー要求が増加します。

血液脳関門 (blood-brain barrier BBB)は、特定の栄養素のみを脳に入れる重要な防御壁であり、 他の物質が脳に入ると(例:頭部外傷によってBBBが弱くなると)、損傷した脳細胞のカスケードが生じます。 例えるなら、小さな滝が段々と下流へ流れる様にだんだんと連鎖していき、これらの不要な要素が弱くなったBBBを介して脳に入ると、脳が腫れ始め、脳への酸素供給が制限される可能性があります。 酸素が制限されると、脳にて解糖を通じて乳酸を生成し始め、これは通常、酸素と結合してエネルギーを生成するので、 腫れた脳の酸素が少なくなると、この乳酸が蓄積し始め、さらに多くの細胞死が起こります。 脳の損傷は脳の免疫系が反応することで、脳の腫れの量が増加します。 免疫系はまた、アミロイドベータプラーク(アルツハイマーの原因にもなる)と呼ばれる残留物を残します。

外傷性脳損傷から回復する際に必要な栄養素リスト

注目するべきビタミン

研究によると、ビタミンB2、B3、C、D、およびEは、単独で、または他のサプリメントや薬理学的治療と組み合わせて、脳震盪症状の治療に役割を果たす可能性があります

EMF(Electromagnetic Field)電磁場の話は都市伝説じゃない件

タテキが話していた量子物理学とチームワーク

松田干城 vs 水垣偉弥 元UFCファイター対談

松田干城 vs 水垣偉弥 元UFCファイター対談

動画バージョンはこちらです Youtube

part1

part2

Ep8 元UFCファイター対談「格闘技が人生を豊かにする」:水垣偉弥

トランスクリプト

00:00:00 

インテリジェント・スナイパー

00:00:39 オープニング 「タテキの黄金の経験 MMA Show」

What's up Teknation!?どうもタテキです。大人の健康・保険・体育をEducationとEntertainmentを混ぜたEdu-tainment方式で語る番組「干城の黄金の経験」は米国マサチューセッツ州ボストンからバイオハッカーセンタージャパン代表、現役プロ総合格闘家であるワタクシ、タテキ・マツダがお送りしています。よろしければチャンネル登録・好評価・podcastの購読よろしくお願いします。皆さんは自己紹介する時に自らをどのように名乗りますか?今の時代、肩書きやタイトルはどうでもよくなってきていますよね?確かに…「どうもバイオハッカーの松田干城です」って怪しいにも程がありますよね?と言ってますけど、「プロ格闘家」っていうのも響きはカッコイイように聞こえるかもしれないんですけど、アメリカでは試合をする州でプロライセンスを発行してもらうために、書類を書いて登録料を払えば誰でも「プロ」と名乗れるんですよね。そんな中、在米歴の長い干城はアメリカで色々やっていて、自己紹介する時に「面倒臭いなぁ」と思うことがあります。その時にいる場のコミュニティで臨機応変に対応している気がしますね。フィットネスコミュニティなら自分の資格の話をしてトレーナーっぽく、名乗ったり、ビジネスシーンでは学歴だったり、研究者の集まりとかそんな感じですよね。面倒臭い時はプロ格闘家と言ってます。金網の中で格闘技やってますって言うと、大体「金網デスマッチですか?」みたいなことを聞かれて、その後に総合格闘技を一から説明するくだりは飽きるほど繰り返してるんですけど、飽きません!だって自分のアイデンティティはやっぱりファイターですからね。ということで本日エピソード8。そしてアナウンスメントがあります。干城の方から!本番組の中で新しいシリーズを始めようと思っています。名付けてGold Experience Tateki Tech MMA Showです。やっぱりね、格闘家として格闘家といろいろお話をしてね、多くを学びたいなと、前々から思ってました。その対談や干城の学習を皆さんと共有することで視聴者の皆様もより一層、干城の考えや「結局こいつは何者なんだ?」みたいな疑問にお答えできたらいいかなと思ってます。今から10年前、(アメリカの)大学卒業後におんぼろトヨタを売ってですね、ボストンとリオデジャネイロの格安航空券を買って柔術修行とプロ2戦目をブラジルで行いました。その後は大学院に進学したんですけど、学生ビザからアスリートビザに切り替えて大学院とプロファイターの二足の草鞋ってやつですね、の生活が始まって、そんな駆け出し時代MMA北米最前線で活躍していた日本人がいました。干城の目標の人、憧れの人、いつか俺も「この人みたいに!」と思っていたファイターです。ということで本日のゲストはこの方です。

00:04:05 ゲストの紹介「日本人として最多連勝5連勝の元UFCファイター」

本日のゲストは元UFCバンタム級世界ランク5位、日本人では最多連勝5連勝を記録に持つ水垣偉弥、世界のMIZUGAKIさんにお越し頂きました。ありがとうございます

水垣さん:よろしくお願いします

タテキ:よろしくお願いします

すいません、お忙し中、来ていただいて

水垣さん:面白い企画に呼んでいただいて

タテキ:いやいや全然Youtubeのチャンネル登録者は100人もいってなくて...ポッドキャストがメインなんですけど

水垣さん:(登録者数)伸びないですよね?分かります

タテキ:そうですね。そんな中、今までずっと一人で喋ってて、初の男性ゲストで「自分の憧れの人」と言いますか...駆け出し時代ずっと目標だった水垣さんに遊びに来て頂いて本当に光栄です。自分のポッドキャストとかを聞いてる人達はどちらかと言うと、あまり格闘技に馴染みの無い方がいらっしゃいますので、自分の方からも簡単に軽く経歴を説明させて頂きます。修斗でアマチュアと初期のプロキャリアを積んだ後に(日本の)「Cage Force」という当時は北米の金網スタイルに似せたプロモーションで連勝された後に、干城がアメリカで大学卒業後に参戦を夢見ていたWECですね。

水垣さん:そうですね

当時はUFCの軽量級バージョンと言われていて、World Extreme Cagefightingで活躍された後に、アメリカで日本人としてメインイベントにも出場したことがある記憶があります。WECがUFCに吸収された後は世界ランク5位まで上り詰めて、その後はロシアのプロモーション、日本のRizinで活躍されて今年の6月に引退されたということで、とりあえず現役生活お疲れ様でした。

水垣さん:はい、ありがとうございます

タテキ:マイナーな番組に遊びに来てくださり、本当にありがとうございます。最近の近況報告や活動内容を教えてください

水垣さん:そうですね。会社に所属して、格闘技を教えるような事業を始めてて、まだジムという形にはなっていないんですけど、今はちょっと場所を借りてやっているような状態で、これから少しずつ大きくなったらいいなっていう、そんな状況ですね。はい。

タテキ:水垣さんが活躍していた頃に自分もUFCと契約していましたけど、

水垣さん:はい

タテキ:ピンクスリップ…日本語で何て言うんだ?戦力外通告をされて

水垣さん:ピンクスリップって言うんですか?

タテキ:Pink Slip(解雇通知)水垣さんの活躍や現在の活動内容はすべてSHOWノートにまとめておきますhttps://tatekitechmatsuda.com/podcast/jpに貼っておきます。視聴者の皆さんはそこから是非ご参照ください。ということで、この番組はですね自らのバイオロジーをハックするバイオハッキングを通じて、自分自身が望む健康で幸福な状態、ウェルビーイングを手に入れるために、みんなで学習していきましょうということをテーマに様々な分野のプロフェッショナルと対談する内容なんですけど、初の男性ゲストとして、自分の憧れてる格闘家ということで、よくプロファイターって世間一般では「自分に厳しい」とかって言われることがあるじゃないですか?

水垣さん:はい

タテキ:たくさんの人たちが何かに挑戦したいとか、人生で何か目標を成し遂げたいっていう中、どのように自分自身の殻を破って挑戦していくか?っていうことを

水垣さん:はい

タテキ:ちょっと水垣さんに聴きたいんですけど「人生において何か挑戦するためには」みたいな mottoといいますかそういうのはありますか?(一発目の質問ですけど)

水垣さん:そうですね。 僕の場合、やっぱり一番大事なのは「好きなことを見つける」っていうことかなと、すごい思ってて、挑戦したいっていう気持ちは皆さん色々あると思うんですけど、何に挑戦するか?とかそういう物の見つけ方っていうところでやっぱり「自分の好きなこと」をすごいやってほしいなっていうところの方が凄いありますね。やっぱり凄いコトに挑戦しようってそこの...なんて言うか...目的だけが先走っちゃうと、やっぱり挑戦するってことは色々辛いこともいっぱいあるわけで、そうなった時に、躓いた時に「何が自分を支えてくれるか?」って言うと、そのものが好きっていうことで、だと思うんですよ。なので自分が何をしていくのか?っていうところを考えた時に何が自分が好きなのかな?っていう所を自分の中で見つけるっていうのはすごい大事かな。僕も結構格闘技の前半戦はキャリアの前半戦は結構は順調だった別に特に何も...

タテキ:連戦連勝でしたよね?

水垣さん:はい、多少練習キツいとか、ちょっと負けたりとかもあったんですけど、UFC出たいなと思ったらWECの軽量級ができて

タテキ:はい

水垣さん:これ出たいなと思ったら、それに繋がるような大会が日本でできてトーナメントがあっていう形ですごいスムーズに行ってたんですよ

タテキ:ケージフォースはトーナメントだったんですか?

水垣さん:そうですね。ケージフォースは初代バンタム級王者決定トーナメントっていう感じでやって、最初の2戦はワンマッチでやって、その後の優勝決定チャンピオン決定トーナメントに出て優勝したらWECと契約できますよ、みたいなそういう触れ込みだったんですよね。

タテキ:あーなるほど

水垣さん:その前年度はライト級とウェルター級でトーナメントやってて(初代王者決定)優勝したらUFCと契約取れますよ、ていう大会だったんですよ。次の年は軽量級バージョンでバンタムとフェザー級でトーナメントという形で

タテキ:はいはい。何で国内ではなくアメリカという舞台を選んだんですか?

水垣さん:そうですね。いくつか理由があるんですけど僕最初憧れたのがUFCだったんですよ。中学生ぐらいの時、初期のUFCにすごい憧れてて、当時はまだ重い階級しかなかったんですよ

タテキ:ですよね

水垣さん:(階級は)70キロまで落ちてきたんですけど、まだ僕の階級はなかったしただUFCに憧れがあったんで...

タテキ:自分もスタート地点がアメリカだったので、

水垣さん:そうですよね

00:10:40 コンフォートゾーンを破る?「勝利してリスペクトを得よ!」

タテキ:なんでわざわざ日本から軽量級がそこまで盛り上がっていないアメリカに来られたのかな?っていうのが(疑問で...)もちろん名前が出てきたのは自分よりも全然前の2006年7年8年とかじゃないですか?北米戦線でアウェーの洗礼と言うか自分自身もあったんですけど、水垣さんの方でもありましたか?それこそ今ちょっとセンシティブなテーマですけど人種差別とか外人としての扱いというか...

水垣さん:実際僕は、すごい運が良かったのは、初戦がミゲール・トーレスとのタイトルマッチで

タテキ:あ、そうだ!

水垣さん:割と評価してもらう試合をしたんで結構、格闘技畑では名前(Mizugaki)が広がってくれたんですよ。WECのタイトルマッチでミゲール・トーレスと良い試合をしたんで、そういう意味で、あんまりそう「なんか変なアジア人がいる」みたいなんじゃなくて、あの時ミゲール・トーレスとやったMIZUGAKIだねみたいな感じで、いきなりそういうちょっと何て言うのですかね…名前が

タテキ:はいはい当時135(ポンド=バンタム級)と言えばミゲール・トーレスでしたもんね。自分も当時、練習してたジムに行ったら(ミゲールが)ソファーで寝てたんですよ

水垣さん:あ、本当ですか?w

タテキ:その日の夜、がっつりスパーリングして、これがミゲール・トーレスか!みたいな、

水垣さん:本当?スパーリングしたんだ?

タテキ:スパーリングしましたw彼は確かシカゴかどっかでしたよね?

水垣さん:シカゴですね

タテキ:ですよね。 ボストンに出稽古来てたんですよ。

水垣さん:そっか、そんなに距離的には

タテキ:いや、距離結構離れていますけど多分たまたまファイトキャンプでうちのジムで出稽古してたんですかね。

水垣さん:割と最初に名前が知れた分格闘技の中ではあんまり嫌な思いとかすることなかった。軽くリスペクトの目で見てくれたところもあったりして

タテキ:はいはい

水垣さん:すごいスタートがやり易かったですね。

タテキ:なるほど、じゃあ改めてご自身を客観的に再評価すると、UFC5連勝ってまだ日本人ファイターではまだ成し遂げられてないですし、WECではアメリカでメインをはられたっていうことは凄いと思うんですけど、振り返って見て何か思うことはありますか?

水垣さん:そうですね、やっぱり最後までUFCでもう1回やりたいなっていう気持ちがあって、やっぱりその雰囲気というか圧倒的世界最高の舞台

タテキ:あの空気はもう中毒になりますうん。

水垣さん:なのでそういう意味でホント楽しい時間を過ごせたなっていう感じですかね。

タテキ:凄かったですよ!知り合いの日本人が自分のロゴがあるんですけど、黒豹のロゴを作って頂いたデザイナーの旦那さんがラスベガスにちょうど出張に行ってた時に、タテキ君が出たいって言ってたWECのポスターがあるよって

水垣さん:はい

写真送ってくれたんですよ。それが水垣さんとユライア・フェイバーのポスターで! 

水垣さん:あの時すごかったんですよ!

タテキ:アレ凄くないですか!?ベガスの至る所に

水垣さん:そうなんですよ。僕試合しに空港降りたら、ラスベガスの空港に自分とユライア・フェイバーのポスターが

タテキ:いや、凄いですよ本当に!

水垣さん:めっちゃ感動しましたね

タテキ:ちょっとこの凄さ伝わらないかなぁ?www

水垣さん:自分のポスター見て、僕凄い感動したんですよ。 凄いところ来てるなって。

00:14:06 やっぱり気になるTBI「脳へのダメージを語る」

タテキ:いやいや!自分めっちゃ感動しましたからね。あそこ行きたいって思ってて、活躍してる日本人がデッカく載ってるみたいな感じで...いやー凄かったですよ。お互いファイターとして、自分も個人的に聴きたいんですけど、脳へのダメージとかって結構感じてると言うか…気にしてますか?

水垣さん:自覚症状は全然ないですね。ただUFCリリースされる直前に2連敗、プラス、ロシアでの初戦

タテキ:はいはいはい

水垣さん:三つ、3連続でKO負けしてるんですよ。

タテキ:あー

水垣さん:その時にやっぱり、なんかちょっと打たれ弱くなったとかそういうのが心配になって、僕自身は全然何もない平気だったんですけど、トレーナーの方からちょっと一回見てもらおうって言われて

タテキ:はい

水垣さん:次の試合やるのか、やらないのかも含めて見てもらおう、となって日本の脳神経外科の権威、脳震盪とか専門のお医者さんところに行って。

タテキ:はい

水垣さん:検査とかして…しましたね。まず最初の検査で、CTとかMRIとか撮るんですけど、そこは大丈夫で、あとは目の動きとか、色々検査受けて、ちょっと左目の動きが鈍い、みたいなこと言われたんですけど、それが脳のダメージかどうかわからないけどって感じで、定期的に行く感じになって試合前、試合終わった後とか、また検査受けて、とかしてて結局今のところは何もなくそのまま引退できたんで…はい

タテキ:自分も今、(プロ格闘家)キャリアの始まりとか中旬ってわけではない絶対、年齢的にはそうではないと思うので、もう本当に常に毎日後悔しないように日々を過ごしてるんですけど、同時にヘルス&ウェルネスの分野に携わっていく中で、やっぱりKOとか脳震盪とかTBI (Traumatic Brain Injury)ていうのはアメリカではアメフト選手とか

水垣さん:そうですよね

タテキ:サッカーとかでしたらヘディングとか慢性的な脳への振動っていうのは、すごくトピックに上がってて、自分も色々論文読み漁ったりとかしてます。試合の後とかに減量明けでご飯食べたりとかするじゃないですか?あれで結構NGなこととか、この過去2、3年で色々知って、特に甘いものとかを食べたりするのはすごく脳にとっては負担になったりとか

水垣さん:それ知らなかったですね。試合後に、ダメージ受けた後に

タテキ:そうですね

水垣さん:砂糖系を摂るのは良くないんですか?

タテキ:活性酸素がすごく増えてフリーラジカルという物質がミトコンドリアの中を傷つけて、それでエネルギーの生産が低下して、糖は必要なんですけどそれを運ぶナトリウムとかカリウムが不足してる状態で、それがどんどん悪循環になってくっていう研究結果が出てて。今、日本で糖質制限ダイエットとかあるじゃないですか?まさにケトジェニックダイエットはファイターにとってリカバリー食としては理にかなってると最近分かってて…そういうのは一応分かりやすくまとめてSHOWノートに貼っときますので、リスナーの方は適当に干城のディグった内容を見てください。ちょっと自分は水垣さんに先輩としてダメージのこととかどうなってるのかな?ってことは気になったんで...ちょっとすいません話が脱線して、

00:17:24 インテリジェント・スナイパーから学ぶ「ZONEへの入り方」

タテキ:次に聞きたい事があったんですけど、自分の中では格闘技って90%以上がメンタルで、残りの10%くらいが技術だと思っているんですよ。そんな中、是非、水垣さんのZONEいわゆるZONE(フロー状態)ですよね。試合直前の集中力の高め方みたいなのを、ちょっとご共有していただけたらと思うんですけど。

水垣さん:そうですね、、、何ですかね、、、やっぱり入場する直前っていうのは凄い恐怖心みたいのがあるんですけども、(ZONEに)入っちゃうと、そのメンタルコントロールとして控え室にいて、入場直前とかはもう僕は家へ帰りたいぐらいの気持ちなんですよ。

タテキ:んー

水垣さん:自分に対して開き直らせる呪文みたいのがあって

タテキ:はいはい

水垣さん:1番「あー帰りたいな」ってなった時に

タテキ:はい

水垣さん:自分に言うのがそのまま出てってKO負けするのと、このままやっぱりやめて試合やめて帰っちゃう。なんか調子悪いですとか言って試合ドタキャンして帰ちゃうのとお前どっちがカッコ悪いか?っていうのを自分に聞いて

タテキ:そこまで想像するんですか?

水垣さん:はい!だったら出てって思いっきりやって、で、負けても今ここで帰っちゃうよりはマシだ!という気持ちになってやろうていうのを毎回試合の入場する直前に自問自答して

タテキ:へぇー…

水垣さん:はい

タテキ:マジすか?すごいっスね。そんな方が連勝とかできるんですかw

水垣さん:なんですかね、別に戦う事自体が怖いとか相手が怖いとかじゃなくて、やっぱりね負けるのが怖くなってきちゃうんですよね。若い頃は全然気にもしなかったんですよ。この一戦がなんとかとかね。やっぱり負けたくないですけど、全然そういうのなかったんですけど、やっぱり年齢を重ねて戦績重ねるごとに一戦一戦の重みも増えますし、そういう意味で「負けたくないな」「負けられないな」っていう気持ちの恐怖はすごい…特にUFCとか、分かると思うんですけど連敗したら結構(アレじゃないですか?)

タテキ:一番Monday Morning(月曜日の朝)がめちゃくちゃ緊張するって言う

水垣さん:そうですよね

タテキ:勝ち負けよりも(試合した週末明け)月曜日の朝に仕事がまだあるかどうかって

水垣さん:そういうところがあったので、厳しいところだったので、本当に一戦一戦、特に僕、WECからUFCの前半にかけては勝って負けてを繰り返してたんですよ。なので、負けた次の試合とかもこれ負けたらもう仕事ないな…みたいな。次はないだろうなって思うと本当に一戦一戦恐怖がありました。

タテキ:自分はてっきり、剣道のバックボーンがあるじゃないですか?

水垣さん:はい

タテキ:分からないですけど、そういう武道の精神統一というか

水垣さん:あー、僕

タテキ:集中力の高め方みたいな特別な何かを持っているのかと…てっきり勘違いしてたんですけど(笑)

00:20:37 まさかのライバル校「2人は神奈川の高校からUFCへ」

水垣さん:剣道に関して言うと、結構(剣道部)やってた高校は結構強い。野球やってましたよね?

タテキ:自分(野球)やってました ハイ

水垣さん:はい、横浜高校なんですよ!剣道

タテキ:えー!横高ですか!?

水垣さん:横高なんですよ。ハイ、野球で有名なスポーツ全般、なんでも強いんですけど、その中の剣道部にいて。その中では、でもレギュラー入るか入らないか、メンバーに入るか入らないかのギリギリのライン

タテキ:へ〜 (干城もメンバー外でした)

水垣さん:パッとしなくて、

タテキ:はい

水垣さん:はい、あんまり強くなかったですし

タテキ:へ〜 横高か… 自分は桐蔭なんで桐蔭と横浜って (ライバル校)

水垣さん:桐蔭!?

タテキ:はい

水垣さん:そうですね

タテキ:東京出身なんですけど ハイ

水垣さん:桐蔭だったんですね

タテキ:ハイ(桐蔭)の野球部でした

水垣さん:なるほど

タテキ:剣道のスリ足からボクシングのステップって結構苦労しませんでした?

水垣さん:僕ね、本当に剣道に関して言うと、全然ちゃんとやってなかったんで、武道精神の欠片もないですし、気付いたらやっていたんですよ。小学校の時に

タテキ:はいはいはい

水垣さん:自分からチョイスしてやったそれこそさっきの好きなことやるっていうところじゃないですけど

タテキ:あーなるほど

水垣さん:自分で選んで始めたものという認識があまりなくて小ちゃい頃、僕変わった幼稚園の頃から時代劇が好きなチャンバラが好きな少年だったみたいで、親が剣道の道場に連れてってくれて始めたのがきっかけ気付いたらやってたんでだから、あんまり自分で選んでこの道に行くって決めた感覚がなかったんで、そういう意味でなんか惰性でやってた感がすごいあったんですよ。なのでそれこそ格闘技に関して言うと、やりたかったことを自分で選んだので、そういう意味でさっき言ったところに繋がると思うんですけど「好きな事を自分で選んでやる」というのはすごい大事かなっていうところを僕はそこで凄い実感したんですよ。練習に対するモチベーションも全然違いますし

タテキ:逆に格闘技をやりはじめて総合って色々学ぶことあるじゃないですか?打・投・極で、そのプロセスの中でどんどん夢中になっていったとか好きになったということもありますか?

水垣さん:そうですね。なんだろう?僕はあきっぽい性格で、たぶん「ボクシングだけやった」とかだとボクシングそれだけ特化してやっちゃうと多分、飽きちゃうと思うんですよ。総合は僕、(自分に)向いてると思ってて

タテキ:めちゃくちゃ(干城と似てる)すいません、共通点感じて、自分もその話を分かります!

水垣さん:そういうのありますよね?打撃がちょっと上手くいかなくても、とりあえず寝技の練習してちょっとまた違うこと考えればまたリセットされるし、このサイクルがすごい僕にはあってるかな

タテキ:その時のジャンケンで勝てばいいみたいな

水垣さん:そうそう!そうなんですよ。

タテキ:日本ではどうかわからないんですけど、アメリカだと格闘技を習いに来る人達ってプライベートレッスンとか、ちょっと運動で格闘技をやりたいっていう人は、もちろんUFC昨日の夜見てちょっとエキサイトしたぜっていう人もいますけど、やっぱりファイターから何かを学びたいていう人がいるんですけど、日本ではどんな感じですか?また今指導者として格闘技教える立場として何か意識してる事と言いますか、そういうのありますか?

水垣さん:日本でも同じようなところがあって、健康のために格闘技は良い!というかキックボクシングとかがダイエットに良い!とかモデルさんがやっている影響もあってすごい(格闘技は)流行ってて今 僕は格闘技とか全く知らないけど、キックボクシングをやりたいっていう人とかを見てるんですよ。女性の方とかがすごい多くて

タテキ:はい

水垣さん:それで(格闘技)やってもらうんですけど、やっぱり僕がすごいそういう子達に対して意識してるのは、ダイエット為だけにやっちゃうと続かなくなっちゃうと思うんですよ

タテキ:なるほど

水垣さん:常にキックボクシングの教えながらミット持ちながら、この技術は格闘技のこういう場面でとか、ちょっとずつ簡単なことを吹き込んでって(自然に話を繋げてく)今日、今晩に格闘技、それこそ大晦日とかに(格闘技イベント)試合、大会あるんですよ。結構面白いんで見てみてくださいよみたいな感じで徐々に格闘技好きに

タテキ:どんどん(興味を)格闘技ところに

水垣さん:ハイ、それが凄い僕の中で一番意識してることかもしれません

タテキ:格闘技のこういう要素を(あなたに)合ってるからっていうよりかは、もう格闘技PULL型(魅力に引き込む)ですね。

水垣さん:そうですね

タテキ:なるほど

水垣さん:ハイ、別に試合出たりとかスパーリングもやっぱりハードル高いじゃないですか?

タテキ:そうですよね

水垣さん:ミットやりながら技術を覚えてもらって、それを頭に入れてもらって格闘技の試合見てもらって

タテキ:なるほど

水垣さん:あ!コレこの前やったことだ!みたいなのちょっとずつ発見をしてもらって格闘技を好きになってもらうと、より最初の目的のダイエットだったりすると、そっち(好きが先行すると)長続きするんで好きになってもらうと

タテキ:はいはい、気づいたらなんか痩せてたとか

水垣さん:そうそう

タテキ:ダイエット気にしてなく忘れちゃっててみたいな、なるほど

水垣さん:そういう方に持って行きたいなっていう風に

タテキ:なるほど〜

水垣さん:思っているんですよ

タテキ:これって正にウェルビーイングというか健康で幸福な状態に気づいたらなってると言うか…そのきっかけが格闘技だった

水垣さん:はい

タテキ:すごい素晴らしいな!話がここで完結しそうな(笑)でも本当にそうですよね。そうなってくれたら我々ファイターはすごく嬉しいという

水垣さん:そうなんです。ハイ

00:26:08 理系ファイターに理系の質問「電磁波怖くないですか?」

タテキ:あと水垣さんといえば修士課程まで、大学院まで進学されて理工学部出身ということなんですけどこれホントにすいませんどうでもいい(マニアックな)自分の個人的な質問なんですけどEMF(Electromagnetic Field)電磁場について、ちょっと身の危険というかご自身の見解とかあります?

水垣さん:そうですね 僕、理工学部じゃなくて工学部なんですよ。

タテキ:工学部なんですか?エンジニアですか?

水垣さん:そう、エンジニアの方なんですけど、僕がいた研究室は高電圧送電の研究をしてて、正に電磁場の影響とかはすごい色々言われてた所に居たんですよ。実際そこまで僕がのめり込んだかというとそうでもなかったんで、もうほとんど忘れちゃってるんですけど、そん中で一つ覚えてたのが

タテキ:はいはい

水垣さん:都市伝説的な話なんですけど、

タテキ:はいはい

水垣さん:教授とかがしていた話なんですけど、研究室にいた教授や助教授が高電圧系の実験

タテキ:はい

水垣さん:を研究室でやるような先生達は(先生達)のお子さんは女の子しかいないみたいな これ根拠がない都市伝説みたいな感じだと思うんですけど

タテキ:はい (根拠あるんですよ SHOWノート参照)

水垣さん:高電圧、電磁場のスペシャリスト達が言うぐらいの話だったんで

タテキ:へー (いや都市伝説じゃないっス)

水垣さん:専門家達も影響があるんじゃないかなっていうのは頭ん中に浮かびました

タテキ:なるほどでも統計出てますよね白血病とかの電波塔の近くに(住む人の)(なる確率が)何倍かとか今日本始まっちゃったじゃないすか?5Gとか

水垣さん:はい

タテキ:アメリカのいわゆる本当に健康を気にしてる人たちは、すごく電磁場とかを気にしてるので、そういうところのバックグラウンドのある水垣さんのご意見をちょっと個人的に聞きたかったので

水垣さん:僕もそこまで詳しくないんでw そういう話はやっぱりあったし、高電圧のところの鉄塔の下とかはあんまり家とか建たないみたいなんで

タテキ:本当に危険ですよね(世界と比べて規制に緩い日本)

水垣さん:そういう話も聞いたことあるのでやっぱ何かあるのかな?っていう5Gに関しては僕全然わかんないですけど、

タテキ:だから自分はYoutubeあんまり5Gって言ったらもうねチャンスに乗ってyoutubeで有名になって収益とかっていう話になりますけど、自分はどちらかと言うと、PodcastをLANケーブルでダウンロードして時間がある時に(機内モードで)インターネットで接続しないで、干城がなんかわけわかんね事喋ってるな何かこういう研究があるんだへーっていう(情報の)つまみ食いしていただいて、リスナーの方の健康的な生活に役立っていただければみたいなノリでやってるんですけどw

水垣さん:ちなみに(EMFの)影響に興味を持ったのはなんかきっかけがあったんですか?

タテキ:自分が個人的に今アメリカで色々やってるんですけど、BtoBでコーポレートウェルネスとか、あとは他にもヘルスコンサルタント的なことをやってて、例えば携帯とかってiPhoneとかって耳につけて長電話しないでくださいって誰も読まない説明書とかに書いてあるんですよ

水垣さん:マジすか!?w

タテキ:書いてありますよwもし今後、問題になって訴えてやるっていう状況を電話会社がそういう時(訴訟問題)に負けないために「説明書に書いてあるじゃん」「読まなかったんですか?」すいません、ちょっとオタクっぽいところあるんですけど、自分の下着はそういう特殊な素材でできてて、電磁波カットしたりとか

水垣さん:はいはい

タテキ:携帯とか電磁波カットしてここにヘッドホンとかさすと、ここで電磁場がなくなったりとかして気持ち悪いところ見せてしまって(焦)

水垣さん:笑笑笑

タテキ:これはあくまでも自分が水垣さんから何かお話し聞いて学びたいから、その内容を皆さんに聞いてもらってるだけなので、すごい独断と偏見っていうか自己中的な感じでちょっと質問させていただきました。

水垣さん:全然大丈夫ですよw

00:30:23 理系ファイターにさらに聞く「量子物理学とチームワーク」

タテキ:工学部てことは物理学とかにも精通してたんですか?

水垣さん:精通ってほどでも…一応まぁ物理の勉強は大学でしました。

タテキ:ファイターとして物理を勉強してたらアドバンテージとかってありますかね?

水垣さん:いやーそれはないなw

タテキ:体の使い方とか?相対的な(物理の法則とか?)

水垣さん:ハイ あんまり気にした事なかったですけど…ないかなww

タテキ:自分は量子物理学にすごい最近興味があってQuantum Physicsってやつなんですけど、二人並んで歩いてると、横の人と歩幅とか二人三脚みたいにだんだんペースが合ってくる時ってあるじゃないですか?あれって科学的にも証明されてきてるんですよ。なんか人の脳波って近くの人同士で同期して

水垣さん:はい

タテキ:確かイタリアの神経科学者が、その脳波を測る機械を身につけてカードゲームをしたんですよ。グループでその時に同じチームと対戦相手で脳波が違くて、同じチーム同士だと脳波が同じになってて、でも対戦相手同士だと脳波が違うみたいな感じでだから格闘技の試合って、すいません、これもすごい無理矢理な(話の)持って行き方なんですけど(ファイターは)セコンドと一丸となるみたいなところあるじゃないですか?

水垣さん:あー、まぁそうですね ハイ

タテキ:だからそれってセコンドのチームワークがギクシャクしてると笑 

水垣さん:ハイ

タテキ:そういう経験ってないですか?自分結構キャリアの中でみんな良いコーチには恵まれてたと思うんですよ、今までの中で、でも今考えてみるとセコンドでチームってなった時に、あんまり良いチームじゃなかったかなっていう…もっと良いチームっていうのが他の選手とかを見てて、ちょっと羨ましいなっていうような感じすら覚えてて、その一方で水垣さんはどうですか?UFCで活躍されてきた中でチームの大切さと言うか

水垣さん:チーム大切だと思いますね。でも僕の場合は、あんまり多分「自分がベストだな」そういう無意識にそういうとこも含めて考えてて、

タテキ:はいはい

水垣さん:セコンドにお願いしてたりするんで、あんまり、セコンドのチームがギクシャクしてないみたいのは全然なかったですね今まで、ハイ

タテキ:すごく自分の中で格闘技って個人スポーツって世間一般から言われてますけど、チームスポーツだなって思うんですよね。そんな中でセコンドとのチーム一丸となって選手も、持ってる以上の力を出すっていうのは、なんか最近興味あるQuantum Physicsと関係があるのかな?っていう、ちょっと訳分かんない視点で物事考えていたんですけど

水垣さん:そうなんだ 僕には分からないですけど

00:33:10 生まれ変わったらF1レーサー「4輪大好きだけど、試合前に見る悪夢の話」

タテキ:いやいや、それと水垣さんはモータースポーツもお好きで

水垣さん:あー大好きですね ハイ

タテキ:F1とか見ました。Facebookでお子さんとめっちゃかっこいいじゃないすか!レーシングの操縦席と言うんですかアレ?(笑) 

水垣さん:ゲームの

タテキ:ゲームのやつです。もしファイターじゃなかったらF1レーサーとかになりたかったみたいなのあるんですか?

水垣さん:まぁ、でもたぶん僕がF1好きになったのは車の免許取ってからとかなんで、モータースポーツ好きになったの18とか19歳とか大学入ってからだったんで、

タテキ:はいはい

水垣さん:それを目指すには中々厳しかったのかなっていうところで、生まれ変わったらモータースポーツを小さい頃にやりたいという思いはあります。

タテキ:F1でAki Hintsaっていうチームドクターご存知ですか?マクラーレンの(UKレーシングチーム)

水垣さん:へぇー

タテキ:もう亡くなっちゃったんですけど、すごいですよ。Aki Hintsa これもSHOWノートにちょっと書いておきます。理学療法士やメディカルコーチとかトレーナーとかその他スペシャリストを集めてF1ドライバーとかスポーツ選手のパフォーマンスコーチするチームを作り上げたみたいな。その選手一人だけのために様々な分野のスペシャリストを集めるみたいなのを始めて提唱したのはそのAki Hintsaっていうフィンランド人のドクターなんですけど、聞いたことないですか?

水垣さん:いやー、全然知らなかったですね

タテキ:F1レーサーのコンディショニングってめちゃくちゃすごいじゃないですか?

水垣さん:そうですね。Gが凄いかかりますし

タテキ:あとレースに向けての時差調整とかああいうのとかも凄いですよね?

水垣さん:はい そうですよね翌週には全然違うとこに行ってレースですもんね

タテキ:そうです!だから時差を逆算してベストパフォーマンスを作るみたいなノウハウとか色々あるみたいなんですけど、でもMMAファイターは時差云々って言っても、先ずは計量があって体重作って、となるからコンディション云々とかじゃないですよね。とりあえず体重パスして試合できればいいっていう

水垣さん:逆に僕は試合の事考えすぎないで僕には合ってましたね。なんかこう…とりあえず試合近くなると試合のことばっか考えちゃわないで

タテキ:はい

水垣さん:先ず頭に計量パスしなきゃっていうのはすごいあるんで

タテキ:ですよね (激しく同意)

水垣さん:そこにだけ先ず集中してそれ終わってから試合のこと考えればいいやみたいな感じに最後なれるんで、逆になんか試合に対するプレッシャーみたいなのはのは緩和しますね。計量があるおかげでww逆に計量のことで頭いっぱいになるんで、とりあえず一旦、試合は置いとこうみたいなFight Week(試合のある週)に入った後とか考え過ぎず、練習とかも一段落してて

タテキ:ですよね

水垣さん:もう(計量を)パスするだけなので 一番ホテル入って結構時間に余裕ができて試合のことばっか考えちゃいそうな時間に常に頭の中が体重の事でいっぱいなんでもうなんか変な緊張感とかを持たなくて済んだかな

タテキ:ファイター「あるある」と言うかやっぱりみんな考えることは似てるんですね

水垣さん:必ず夢見ますもん「計量失敗する」

タテキ:それあるなww

水垣さん:(計量失敗の夢)見ます?

タテキ:ほんと始めた時ですねー (見ましたねw)

水垣さん:結構、試合ある度に夜測った体重なんですけど

タテキ:はいはい

水垣さん:夢の中では(前日の)夜測った体重のまま計量の列に並んでるんですよ

タテキ:www (悪夢だ)ソレえげつないっスね

水垣さん:あー夢だったよかったーみたいなのが結構あります

タテキ:それって結構最近までですか?キャリアの(前半?後半?)

水垣さん:そうっスね 2、3試合に1回くらい見ますね。そういう(計量失敗悪夢)別に減量キツイわけではなかったんですけど

タテキ:そういう試合前とか(の話を)話してくれる先輩と一緒にキャリアを積みたかったですね。アメリカ人と結構一緒にいるとIt's OK みたいな感じでわかります?

水垣さん:大丈夫 大丈夫みたいな

タテキ:大丈夫 大丈夫みたいな感じで、俺の場合はこうだったけどな!みたいなのがあんまないんで

水垣さん:へぇー

タテキ:そういう日本人の所謂チームメイトと一緒に切磋琢磨して何とかして試合に臨んでみたいな経験が全くないので、ちょっと先輩の体験談を聞くみたいな感じで

水垣さん:アハハ、なるほどー

タテキ:エキサイトしちゃいましたけど、今ちょっとパンデミックで色々ありますが、帰国時は葉山まで出向きますので

水垣さん:ありがとうございます

タテキ:教えてください水垣スペシャル!

水垣さん:何かまたやりましょう!

00:37:44 ジジイになったらアイロンマン「タテキとMMA雑談」

タテキ:格闘技を教えられてるところが「ペダリスト」

水垣さん:そうです

タテキ:自転車のロードレースとかが専門のお店

水垣さん:そう、自転車のショップなんで

タテキ:Gaki Radioを聞いたんですよ(笑)

水垣さん:あ、本当ですか?ありがとうございますw

タテキ:アレ自分めっちゃ好きになっちゃって水垣さんと(対談)やりましょうってなった時に「やったー」って思ってGaki Radioを見つけて聴いて

水垣さん:はいw酷い話ばっか、くだらない話ばっかしてる

タテキ:アイロンマンレースに挑戦する、しないみたいな

水垣さん:そんなこと喋りましたっけ?Gaki Radioで

タテキ:確か喋ってましたよハワイのコナ島で行われるチャンピオンシップ

水垣さん:死ぬまでに1回出たいっていう目標があるんですけど

タテキ:出ましょう!出ましょう!

水垣さん:スロット(出場資格)出場権とるのが大変!

タテキ:めちゃくちゃ大変ですよね。しかもファイター引退した後の40代50代とてもレベルが高いですよね?

水垣さん:はい、なので僕は60!60代エントリー死ぬまでに1回いつでもいいんでちょっとそれまで健康を維持して

タテキ:へぇー

水垣さん:今から全力でやっちゃうと多分やっぱり体にボロが来ると思うんで

タテキ:はいはい

水垣さん:ピークを60に持ってくみたいな

タテキ:なるほど

水垣さん:やろうかなと…今のところ何もできていないんですけど

タテキ:スパルタンレースはご存知ですか?

水垣さん:スパルタンレースって僕分からないんですよね

タテキ:障害物競走ですよ

水垣さん:あーーー大人のはいはいはいあー見たことあります ハイ面白いですよ!

タテキ:泥水の中潜ったりとか、タイヤをひっくり返したりとか

水垣さん:・・・何か・・・違うっスね

タテキ:そういうのじゃなくて?ファイター以外にもそういう目標というか

水垣さん:そうですね

タテキ:めっちゃテンション上がりました。もう10年前ですよね2010年とかでしたよね?WECで活躍されてたのは、自分がブラジルから帰ってきた後でTakeya Mizugakiって本当に雲の上の存在でした。ということで自分がいかに水垣さんがすごい人ですって言っても聞いてくれてる人全然いないので…(笑)

水垣さん:苦笑

タテキ:まあでも男性ゲスト一発目なので、この後色々なゲストをブッキングしてるんですけど凄い各分野のエキスパートたちが出てきて、もっとSHOWが盛り上がってきた時にエピソード8の男性一人目ゲストの水垣って人すごいんだなーっとなるその日はいつになるかはちょっと分からないんですけど、

水垣さん:ありがとうございます

タテキ:有名になりますんで詐欺にならないように今後も精進して盛り上げますので

水垣さん:またやりましょう!今試合とかってどんな感じですか?

タテキ:アメリカのローカルは全部ダメですね。自分が今興味あるのは年明けとかで無観客試合でベラトールがコネチカット州のMohegan Sunっていうカジノで行われてるんですけど、Mohegan Sunへはボストンから二時間半くらいで行ける距離なんで、

水垣さん:なるほど

タテキ:だからベラトールとか、あとはそうですね全然自分日本だと知名度ないんですけど、まぁRizinさんとか、後はONEとかやっぱり侍として死に場と言うか、試合したいなっていう気持ちはありますので。とりあえずはNew England CartelチームメイトのRob Fontが来週のFight NightでMarlon Moraesと試合するんで

水垣さん:(UFC Fight Passで)解説するんで

タテキ:ですよね

水垣さん:はい、そうなんですよ

タテキ:その話は別に水垣さんの(チャンネル)で

水垣さん:はい、ありがとうございます

タテキ:概要欄に水垣さんのyoutubeチャンネルとか色々SHOWノートにもソーシャルメディアとか全部載っけておきますので、皆さん是非チェックしておいてください。ということで、じゃあ最後にですね水垣さんは元世界トップアスリート/ファイターのバックグラウンドがあって今は指導者として次世代の子供たちや一般の人々に格闘技を教えていらっしゃるじゃないですか?その中で一番何を伝えたいですか?何を一番大事にしてると言うか、

水垣さん:やっぱり最初の話に戻るんですけど、格闘技に興味があって何かしらの興味があって僕のとこに来てくれてると思うんで、僕のフィルターを通じて格闘技を好きになってほしいというところが一番強いですかね。

タテキ:なるほど

水垣さん:なので、それで続けてもらう。そういうところが一番教える上で意識してるところではありますね。

タテキ:なるほど、つまり健康で幸福な状態であるためには、やはり格闘家のメンタリティと言うか、そのライフスタイルが、何らかの形で役に立って皆さんの人生を豊かにするんだろうなという

水垣さん:健康になるダイエットしたり、体重を調整して良い運動になるっていう部分で

タテキ:はい

水垣さん:運動目的だけでやっちゃうとやっぱ続かないし

タテキ:なるほど

水垣さん:続かないと意味がないと思うし

タテキ:やっぱり痛みを理解すると言うか

水垣さん:そうですね

タテキ:そういうのもありますよね。そうか〜いや〜もうなんか思ってた以上の方なんで、すごく嬉しかったです。そういうことでGold Experience Tateki Tech Showの、これからのジョー・ローガンのJoe Rogan ExperienceのMMAの専門版みたいなのあるじゃないですか?あんな感じで格闘家の人達と、どんどん対談してきたいのというのがあって(格闘技始めた)留学生時代から全然そういう交流が全くないので

水垣さん:はい

タテキ:日本の格闘家全然知らないんですよwwwそんなプロセスを皆さんと共有できたら、幸いです本当にお忙しい中ありがとうございました

水垣さん:ありがとうございました

タテキ:じゃあそういうことで皆さんも是非、水垣さんのyoutubeチャンネルとか

水垣さん:はい 来てください

タテキ:Pedalist葉山のスクールもチェックして下さい。ありがとうございました

水垣さん:ありがとうございました

00:44:22 タテキのまとめ「皆さん格闘技やりましょう!」

ということでゲストの水垣偉弥さんでした皆さんどうでしたか?すいません、ちょっとホスト失格ですね・・・タテキエキサイトしすぎちゃって…エピソードで話した通り、本当に憧れの方だったんですよ。方なんですよ「だった」って過去形じゃなくて現在進行形なんですけど、ゲストよりホストの方がベラベラ喋ってしまうって言うね…もう本当に失礼極まりない。でも水垣さんと対談できて本当に嬉しくて色々色々、頭に思い浮かんだことバリバリ質問しちゃったんですけど、すいません。結局ですねファイターがどのようにヘルス&ウェルネスの分野に貢献できるか考えたんですけど、皆さん格闘技やりましょう!格闘技良いところって何ですか?とか格闘技の良いところは?みたいな感じでファイター自身が考えてあーだ、こーだって選んで皆さんにこれはどうですか?ってやるんじゃなくて、引き込む!柔術のクローズドガードのように引き込んで、そっから自分のペースに持ってくみたいなね。そこで人生の豊かさと言うか自分自身の目標とか、内なる自分に勝って前に進むとかね。そういうきっかけを与えられたらいいのかなと、まずは格闘技の世界に引き込んでみましょうということを水垣さんから学んだ気がします。皆さんもファイターとファイターの対談、自分は水垣さんの経歴と比べれば全然まだまだですけど、ファイター同士の会話の中から何か学べることがあったら幸いです。ということでpodcastのプラットフォームでは星5つ、Youtubeチャンネル登録、Gold Experience Tateki Tech Showの高評価、よろしくお願いしますということで本日もどうもありがとうオブリガード