Ep15 Zen Music Artist ネオ僧侶による音の曼荼羅:赤坂陽月

 
courtesy @https://www.instagram.com/yochanting

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エピソードの要約

00:00:00 音の曼荼羅

00:00:38 オープニング「お知らせ&クラブハウス生収録」

00:04:48 ゲストの紹介「ネオ僧侶ヒューマンビートボクサー」

00:10:39 自らを整える「バイオハッカー僧侶」

00:15:57 432Hzと528Hzの可能性「サウンドセラピー関連の研究」

00:26:40 ネオ僧侶の生き甲斐「音でより良い世界に」

00:28:58 社交辞令は言いません「バイオハッカーサミットで是非」

00:32:14 次世代の音楽「ハンドパンによる432Hz」

00:37:08 話はディープな方向へ「ネオ僧侶のバイオハック」

00:47:05 実体験を大切に「キラキラ文化とのバランス」

00:53:49 陽月さんのウェルビーイング「究極の幸福」

01:00:40 タテキのまとめ「音の曼荼羅のその先」

SHOWノート

EP15 Guest:赤坂陽月

対談中に話した題材・リソース

432Hzと528Hzの可能性・サウンドセラピー関連の研究

タテキと陽月さんのバイオハッキング

バイオハッキングガジェット

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動画バージョンはこちらです Youtube

part1

part2

Ep15 Zen Music Artist ネオ僧侶による音の曼荼羅:赤坂陽月

トランスクリプト

00:00:00 

音の曼荼羅

00:00:38 オープニング「お知らせ&クラブハウス生収録」

What's up Teknation!?どうも干城です。大人の健康・保健・体育をEducationとEntertainmentを混ぜたEdu-tainment方式で語る番組Gold Experience Tateki Tech Show「干城の黄金の経験」は本日エピソード15!米国マサチューセッツ州ボストンから現役プロ総合格闘家、そしてバイオハッカーセンタージャパン代表である私タテキマツダがお送りしております。Youtubeでご視聴の方はチャンネル登録、各プラットフォームにてPodcastでお聴きの方は購読よろしくお願いします。ボストン現在朝の6:30でございます。前回に引き続きクラブハウスで公開生収録ちょっと緊張していますよ...相変わらず。前回のエピソード14ゲストの桃恵さんがなんとZenEatingスクールをオープンしました。興味ある方は概要欄のリンク、そしてShowノートからチェックして下さい。よろしくお願いします。そして本日も前回と同様、イントロ収録後ゲストの方と対談して、対談終了後にクラブハウスにて、そのまんまリスナー参加型のQ&Aを質疑応答の時間を設けております。前回の質疑応答ではめちゃめちゃ盛り上がって、干城はHPが限りなくゼロに近い状態になってアウトローを収録する頃には魂が抜けてヘロヘロでした。今回バイオハッカーらしくいろんな装置つけて見えますか?動画の方音楽という合法ドーピングをしてですね、バリバリ脳波を図りながらですねPEMF(Pulsed electromagnetic field)のこれですね、脳波を図りながら、こういうテクノロジーを使って脳活動を活性化していますよ朝から!そんなアクセル全開の干城ですけど、リスナーさんと一緒に学ぶ心と体を整える禅的生活のすすめ前回と同じように日常生活に取り入れましょう、と毎日を充実させるために日々の暮らしの中でできること、今世界中から禅の世界が注目を集めています。禅は豊かさを育む私日本人の伝統的な生活文化の中に根付いてるものなんですよね。それを再発見することで毎日がもっと充実したものになるというものなのかな...?と干城もまだまだ禅を知るための旅路の途中でございます。そんな心・体を整える禅的生活のすすめここで何か東洋的なバイオハッキングを発見したいのが干城の本音です。皆さんビートボックスってご存知ですか?騒音迷惑(いますぐやめろ)そうです。BootsとCats猫ですねキャッツアイのキャッツを交互に言うあら不思議?ってアクセル全開のイントロでハイなってるタテキで申し訳ございません。今から対談する超大物ゲストに会う前に恥を知れと自戒の念を込めておきます。はい、もうしません、変なこと。口から出るあらゆる音を使って音楽を表現するヒューマンビートボクサーって響きかっこいいですね。ボクサーとの対談でガードを上げとかないとヤバイかもしれません!上げすぎるとボディくらうかもしれません。そして本日のゲストもまたまたクラブハウスで対談した方です。今回も同じく前回タテキがゲストとしてお呼ばれしました今回は逆バージョン干城がホストでお送りします音の曼荼羅、本日のゲストはこの方です。

00:04:48 ゲストの紹介「ネオ僧侶ヒューマンビートボクサー」

タテキ:本日のゲストは瞑想用の音楽を作成している日本人の禅宗僧侶Youtubeに投稿した動画般若心経ビートボックスremixが全世界で大ヒット中、声を即興的に多重録音して作る音楽にお経を乗せるという独創的な音楽が話題を呼び野外音楽フェスからマインドフルネス系幅広いイベントで活躍されているお坊さんヒューマンビートボクサー赤坂陽月さんでーす。

陽月さん:♪♪♪♪♪(すげー!!!)皆さんこんにちは赤坂陽月です。よろしくお願いします。

タテキ:レベル違う...ww

陽月さん:最初イントロで干城さんがブーツ&キャッツってやってくれてたのであーいいな、そのノリでやりたくなっちゃう

タテキ:どうやったらそんな音出せるんですか?ってアメリカ人のビートボクサーに聞いたらBootsとCatsを交互に言うだけだよ、とそのくだりを思い出しまして、はいちょっと背伸びし過ぎのイントロ先ほどの収録、しかもクラブハウスでその恥ずかしいところ皆さんに聴かれてるというね...

陽月さん:やっぱりチャレンジは大事ですよねw笑(ボディーブローww)

タテキ:過去の対談で出会いはクラブハウス、赤坂さんの自己紹介も含めて黄金の経験リスナーはちょっとこの人誰だ?と今思ってると思いますので、最近の活動も含めてご共有ください。

陽月さん:赤坂陽月と申します。即興音楽家で僧侶という風に名乗らせて頂いてます。即興音楽というのはあらかじめ構成された曲を演奏するのではなくて、その時自分が感じたですねリズムとか自分の中にポッと降りてきたものをそのまま表現するアートフォームだと思ってます。これはすごくその人間のポテンシャル、人間の潜在的な能力というのを開発するという所にもすごく繋がっていて私自身も瞑想状態になりながら音楽を演奏するという意味では人に対して癒しを提供するとともに、自分も一緒に自分の演奏によって癒されているのかな?という感じがしています。YoutubeやSpotifyなどにも私は沢山動画、演奏、楽曲など上げてますので、皆さん後ほど聴いてみていただければと思います。

タテキ:干城のShowノートの方にも陽月さんの活動内容やYoutubeチャンネル、ポッドキャストメディアのリンクなどを貼っておきますのでご参照ください。

陽月さん:はい

タテキ:皆さんはギャップに驚かれると思います。ビートボックスして、しかも僧侶というとお寺とか、そういうことをイメージしますけども、音楽機器を駆使してメディア発信をしていると、おっと目に留まるのが皆さんの最初の印象だと思いますけど、干城と陽月さんの出会いはクラブハウスで過去の対談で

陽月さん:そうなんですよ。

タテキ:そうですよね。心と体のポテンシャルを最大限に引き出すと言うルームを立ち上げて、現役プロ総合格闘家と音楽家僧侶みたいな感じで(お部屋を)やらせていただきましたけども、本日は黄金の経験に遊びに来てくださりありがとうございます。

陽月さん:はーい、よろしくお願いします。

タテキ:本日は逆バージョンということで色々とお話させていただきたいのですが、Boston時間では昨晩に番宣しておきましたので、生収録遊びに来ていただいているのかな?陽月さんの音楽毎日聴いてますよ。

陽月さん:嬉しいです!本当ですか?

タテキ:ずっとバイノーラルビーツだったんですよ。左右の音のうねりで後頭部に特殊な脳波が行く効果のあるリラックスとか集中力高めるバイノーラルビートが自分の中でルーティーンだったんですけど、今となっては陽月さんの音楽です。

陽月さん:えー嬉しい!何から聴いてくれてますか?

タテキ:Youtubeとか、あとそうですね。パトロンかなんかも始められました?

陽月さん:始めました。

タテキ:ギャーテーギャーテー(頭の中で無限ループ)432Hzの効能を感じながら...はい

陽月さん:それってちなみに干城さんが付けているヘッドギアで今の自分の脳波とかリアルタイムに分かるんですか?

タテキ:これはですね、2つ付けてるんですけど、一つ目のMUSEってやつはこれもShowノートにリンク載っけておきます。瞑想中の脳波を測ることができるんです。

陽月さん:すごい!

タテキ:そうです。それで大体どれだけリラックスしていたか、とか(脳波の種類)が測れて、この上のやつはですね、イントロでさっき言ってたPEMFという脳波を刺激する、例えば朝一だと集中力を上げるとか寝る前とかだとリラックスしてしかも(刺激の)場所を後頭部に変えるんですよ。今日は時差もある中、Bostonは朝だったので陽月さんの大好きなウィン・ホフ呼吸とか冷水シャワーとか、この微量電磁波の装置で色々ドーピングしながら笑

陽月さん:テンション上げてあるんですね

タテキ:テンション上げてアクセル全開でお話しさせていただいてます。

00:10:39 自らを整える「バイオハッカー僧侶」

タテキ:もう干城の中では陽月さんは既にバイオハッカー僧侶なんですけど、クラブハウスの対談ではウィン・ホフ呼吸法で盛り上がりました。

陽月さん:そうですね。正に私自身が心と体を整える事をテーマに音楽だったりとか、音声配信などをしているんですけども、その禅的生活今ここに自分がいるという感覚を養いながら日々を暮らす、というのが心を豊かにするという意味があると思ってます。これは禅寺での修行生活をより日常に即した形で提案するっていう、それによって自分の心が凄く整っていく落ち着いていく充足感とか幸せ感みたいなものを日々感じながら過ごすことができると、これは本当にお金もかけずに誰でも取り組める事としてもちろんあるんですけど、やっぱり禅の伝統の中になかったものでも同じようなエッセンスを持っているものとして同じように自分の人生の質を高めてくれるものというはすごく現代たくさん情報がある中で選んでいくことができると思ってるんですよね。そういったテクノロジーも積極的に取り入れたいなという意味でさっき干城さんが言ってくれたウィンホフメソッド呼吸法と冷たい刺激を日常のルーティーンの中に組み込むことで、自分の自立神経を高めてバイタリティを上げてっていうことで、より色んな事に積極的に取り組んでいき前向きに取り組んでいける自分を作っていきたいなと思っています。

タテキ:確かに瞑想のための音楽を作る提供してる事だけに集中してしまいますと常にリラックスしすぎてる状態がずっと続くわけですからね、そのウィンホフ呼吸法でちょっとハイパーベンチレーション状態にして、たまには交感神経を刺激しないとってそこもバランスですもんね。

陽月さん:そうですね。正にそうですし、あと自分で瞑想音楽を演奏するっていうのは自分自身が整ってないと人に整ってもらえるような音楽っていうのがなかなかできない、難しいと思ってるんですね。例えば、例を出すとロックとかだとウォぉぉ!!!みたいなシャウトしてる昔私パンクとか聴いてましたけど、シャウトしてるワォぉぉ!!!みたいなそういうエネルギーでもって人々を感化させるみたいなものであれば、自分の意識というか精神的なモノっていうのは多少荒くてもね、逆に落ち着いているよりは荒っぽいエネルギーの方がその場の空気をそういった激しいものにすることができると思うんですよね。例えば変な話、お酒飲んでライブに行くみたいなことが普通だったりもしますし、ただ私の場合、人の精神を整える瞑想、自分も整えるという意味で言えば私の場合である自分の声をメインに音楽を作っていくので自分自身の自律神経の状態というものが声に情報として乗っかるというふうにね、このあいだボディーワーカーの方に教わって、どれだけ自分の心身がその時に整えられているかすごく大切なファクターだなって思ってます。

タテキ:なるほど。人様を整える前に自らを整える。

陽月さん:そうなんです。それが先ず最優先な気がしていて、なので本当にこの毎朝例えば冷水浴びたりとか、ジョギングをしたりとか、ヨガをしたりとか、日々のルーティーンの中にも自分の状態をとにかく「整える」食事にしてもそうですけど、それが音楽を演奏するのとそういうスキルを磨くのと同じぐらい、もしくはそれ以上にその部分が大切だと思っています。
タテキ:なるほど...流石っす。そんな陽月さんから生み出される432Hzの音楽。前回クラブハウスの対談でもサウンドセラピーについての話が盛り上がりましたけど、どうですか?外人さんのリアクションとかもクラブハウスでも432Hz流してましたし

陽月さん:そうですね。海外の方からの反応が特に多くてInstagramとかtwitterでもクラブクラス聞いたよってメッセージしてくれる方もいますし、パトロンも始めたんですけど、やっぱりクラブハウスを聞いてファンになってくれて毎月サポートしてくれる方もいたりする中で、伝統的なモノと現代的なモノの組み合わせみたいなモノがすごく重宝されてきているっていう実感もあります。

00:15:57 432Hzと528Hzの可能性「サウンドセラピー関連の研究」

タテキ:流石っす!袈裟に身を包んだ僧侶がビートボックスを披露することの意外性は皆さん分かったと思いますし、瞑想用の音楽を作ってるんだ「ふ〜ん」で終わっちゃいけないですよ。終わらせないですよ!干城がもうさっきから「432Hzって何だ?」と思ってるリスナーの方いらっしゃると思うんですけど、現在は...って、自分が説明していいのかな?

陽月さん:どうぞどうぞ

タテキ:世界基準でA440という、つまり調律でラの音が440Hzが基準なんですよね。音楽の教師であるタテキ母にちゃんと宿題してLine電話で聞きました。そしたら母親に最近ピアノは442Hzよと言われて...ママ、たった2Hzどう違うの?そういう会話をしたんですけど、でも8Hzの差って、この今つけてる脳波でもアルファ波とかシータ波とか、シータ波は確か4Hzから8Hzでアルファー波が8Hzから12Hzですごく脳の波と似てるところなんですよね。そうそう、今回の対談で紹介している論文・記事・リソースは全てShowノートにまとめておきます。https://tatekitechmatsuda.com/podcast/jp URLからご参照ください。とりあえず、世界基準である440Hzつまり我々が普段聴いてる音楽と432Hz陽月さんが提供している音楽の違いというか健康への影響は二重盲目(バイアスの影響を防ぐ)クロスオーバー(交差試験)のパイロットスタディ(予備研究)で証明されてて、血圧が下がるとか、あとは心拍数が落ちるとかリラックス効果がある、というのはもう証明されてるんですよね。前回のクラブハウスの対談の後に多分干城がTwitterで呟いたと思うんですけど、睡眠の構造と脳波のパターンが432Hzによって受ける影響みたいな昼寝の研究論文を呟いたと思うんですけど、それで陽月さんもリツイートしていただいて

陽月さん:そうなんですよ

タテキ:(研究が)沢山あるかなと思ったんですけど、あんまりなくて...でも面白いのが432Hzについての研究が多かったのはなんとデンタルケア、歯医者さんの研究がいろいろあったんですよね。なんか歯医者に行くってちょっと怖いじゃないですか?虫歯とか差し歯を入れるとかって緊張したりそういう思いがあると思うんですけど、432Hzの音楽を聴くことによって歯の治療に対する不安感とか、あとは唾液中のコルチゾールストレスホルモンの濃度に及ぼす影響とかが研究結果を見てるとストレスレベルが落ちたりとか、歯医者さんのオフィスで陽月さんの音楽流せばいいじゃん、というお話なんですよ。ボストンでは歯科技師とか歯医者さんの方とか日本人もよく研究で来てるんで身内で色々言っておきます。このお坊さんのビートボックスおすすめですって

陽月さん:ありがとうございますw

タテキ:どうですか?皆さんからも先ほどtwitterとかInstaのDMで音楽聴いてリラックスしてるよって外国の方からもメッセージ来てる、とおっしゃっていましたけど、特にこういう効果が得た、みたいなフィードバックをもらったことは?

陽月さん:そうですね。本当によく眠れるようになったっていうのとか、聴いてる途中から寝落ちしたみたいな話とか、やっぱり睡眠に関する嬉しい声みたいなDMをよくいただくのと、あとは作業ですよね。絵を描く方がすごく集中できるとか

タテキ:クリエイティブになるみたいな?

陽月さん:そうですね。クリエイティブになるっていうことですかね。絵を描く方、そうですね。あとはヨガにしてもワークアウトにしても何かに集中して何かに取り組むみたいなものにすごく相性がいいみたいですね。

タテキ:地球の呼吸の波長って言われますよね?432Hz、よくフィットネスの業界だと体のほとんど、70%は水分だからといって水を飲みなさいとか水分補給大事と言ってますけど、水だったら振動する周波数にこそこだわるべきなんじゃないか!?って個人的にも思ってまして、あと最近話題の5Gとか電磁波はよくないってあれはNon-Native Electro Magnetic Fieldで地球にはちゃんと自然の電磁波がありますからね。それが432Hz、あとはクラブハウスの対談でも話題になりましたけど528Hzもどうなんですか?みたいな陽月さん!みたいな会話を記憶してるんですけどソルフェジオ効果ってやつですよね?

陽月さん:はい

タテキ:DNAの修復に役立つとか色々ネットとかには書いてあったので、いやこれホントかよ?ってアカデミアの視点から見ると研究の規模とかコホート(集団)のサイズが小さいんですけど、面白いのが日本の研究で528Hzの音楽も内分泌系と自律神経においてストレスが軽減したりとかセロトニンのレベル、要は幸せなホルモンがじゃなくて伝達物質か...神経伝達物質の数値が良くなったとかそういう結果が出たりとか、あと面白かったのはラットの実験ですけど脳内のテストステロン(男性ホルモン)の数値が上がったという研究結果が出たりとまだまだ注目のサウンドセラピー業界というのが干城が色々宿題して、色々勉強したんですけど(432Hzの)効能をとりあえず肌感覚で分かっていらっしゃるから...

陽月さん:はい、そうですね。まさにこの「音」というのが体に及ぼす作用みたいなものはすごく私も興味を持ってるところで、今色々と、そのような科学的な検知でもってこんな結果が出たみたいな事が分かり始めている時代ではあると思うんですけど、ただ昔ながら仏教にしてもですね他の様々な宗教や文化的なモノの中に音を取り入れて精神をリラックスさせる、もしくは高揚させるということはいろんな伝統とか歴史と文化の中から見出せる事だと思います。例えばお寺にしても鐘の音一つゴーン、という鐘とかですねカーンと鳴る鐘とか色々あると思うんですけど、このチーンという音、それでもってひとつ心が静まり返る、そういう要素を昔の人は恐らく肌感覚的に知っていてだから鐘の作りにしても全てに意味が詰まった要素が存在したと思います。

タテキ:お経もそうですよね?

陽月さん:お経も正にそうだと思います。そもそもお経の成り立ちはお釈迦様の教えを口伝でもって伝える紙に書いて記録することができなかった時代に、あのような口調でもっと読むことによってもっと覚え易く、そして同じ様に唱え易くというふうに伝えられてきたと謂れがあるんですけれども、ただ実際に体にすっと入ってきやすいような読み方というのは正にリラックスしてる時に良いアイデアが浮かぶとかリラックスしてると、いいパフォーマンススポーツにしてもできるのと同じように恐らく音による波長でリラックスしながら教えそのものをスッと受け取るというような相乗効果もあったんじゃないかって思うんですよね。

タテキ:なるほど

陽月さん:だからこそ長い歴史の中であのような読み方によってずっと受け継がれてきたって、やっぱ背景があると思いますし、あとはチベット密教とかで使われるようなシンギングボウル(ドニパトロ)日本にも似た様なチーンと鳴る物はあるんですけど、やっぱりチベットで伝わっている物は共鳴効果が強いな、と思ってるんですよね。それは正にそういった音によって人間の精神に作用がある、ということを体感的にやっぱり分かっていたからこそ、そういうモノを使って儀式を執り行っていたりとかということが、今だからね「これ証明されました」とか実験の結果こうだったので人間にもこう作用すると思われます。あーそうかじゃあ飲んでみようかな、使ってみようかなみたいなのが、今のね何というんですか...納得の仕方だと思うんですけれども、昔から伝わってきたものというのはやっぱりそういう風に生活のね知恵とか肌感覚、実体験としてそういうものが受け継がれてきたんだなって思いますよね。

タテキ:文化とかに根付いてますよね?あと確かモンゴルでも伝統的な歌い方(伝統的歌唱法「ホーミー」)とかありますよね。ヨガのOM(オーム)も含めて

陽月さん:正にそうです。

タテキ:長く深く声を出して所謂バイブレーションを感じるこれは我々の日常生活に取り入れたいと思います。というか432Hz毎日聴いてタテキは取り入れてます。

陽月さん:いや〜嬉しいですね。本当にそういう意味で私も今すごく興味がある例えば今干城さんがつけているヘッドギアで、じゃあ私の音楽を聴いて瞑想した時にどれぐらい曲によって違うのかとか、私の演奏する時の状態、自分でも装置をつけて自分の状態と聞いてる人の状態にどういうシンクロ作用があるのかみたいな事もすごい興味があるんですよね。

タテキ:なるほど。いや、これアプリにある音楽を選べるんですよ。水の音、森の音みたいな。これ今度実験しようかなと思うのが、スマホを2台持ちにして片方の音を全くゼロにして他のスマホで陽月さんの音楽を聴きながら脳波を測ってみようかな?みたいな。

陽月さん:いいですね。

タテキ:だから、もしの陽月さんの音楽が聴きながらアプリを使しちゃうと、同じ端末使っちゃうとアプリの音楽も聞こえてしまうので、ちょっと(実験)やってみようかな。

陽月さん:なるほど、ぜひぜひ

タテキ:バイオハッキングです

00:26:40 ネオ僧侶の生き甲斐「音でより良い世界に」

陽月さん:私もそういう音に対して、どう人体に作用していくのかみたいな最近は音の波動によって、周波数によって細胞が修復されるとか、あとは人間の体、臓器ひとつひとつに固有の振動数が存在して...ものには全て固有の振動数があると言われているんですけれども、それと同じように人間の体にもそれぞれ理想とする振動があって、その理想とする振動を当ててあげることで臓器の悪い所が元に戻ってくるとか、自然治癒力が高まっていくみたいなものがあったりしてですね。その辺りも凄い私は興味があって音楽とか音でもって人をよくしていく自然治癒力、体の能力が元通りに戻ってくると病気にもなりにくいし前向きに生きる力とかっていうのもね、すごく強くなってくるはずだ!と思っているのでそれが本当により良い世界、より良いコミュニティー、一人一人の人間を作っていく大きな助けになるんじゃないかなって思っています。それが今の私のライフワークでもあります。

タテキ:ありがとうございます。いやもうね、めちゃめちゃウェルビーイングですね。

陽月さん:それが生きる目的ですよね?ウェルビーイングは本当に終わりがないところ、どこまででも高めていく深めていけるっていうモノ。

タテキ:今おっしゃった生きる目的[生き甲斐]ですよね。これはバイオハッカー達の中でPurpose of Lifeという生きる目的、毎朝起きる理由という何故この一日、私はこの人生を生きるんだ?とそれは目的が○○であるから(生き甲斐)まさにシンプルですけど、これは長寿の秘訣ブルーゾーンの中でもPower9と呼ばれる長寿の人たちの共通する9つの習慣があるんですよね。その中の一つに「生きがい」生きる目的を持つ本当に(生き甲斐を)持っていることシンプルなことでいいんですよね。それって人生をより豊かにする秘訣だと思いますし、でもシンプルだからこそちょっと見落としがちというか...(陽月さんの意見)流石っすね。

陽月さん:いや本当にね〜

00:28:58 社交辞令は言いません「バイオハッカーサミットで是非」

タテキ:前回のエピソードでも引き続き社交辞令を言わない干城ということで、実はですね、先日バイオハッカーセンターの本家に陽月さんのことを推薦しましてですね。

陽月さん:ありがとうございます。

タテキ:クラブハウス来ないかなTeemu?呼び出そう今ヘルシンキはだいたいお昼過ぎなのかな?

陽月さん:ヘルシンキ、そうですね。ヨーロッパは...

タテキ:そうですね。

陽月さん:大体7、8時間日本と違うので

タテキ:ちょっと今Pingしたんですけど来ないかな?北欧ってめちゃめちゃ音楽のメッカですよね?

陽月さん:そうですよね。やっぱり暮らす上で過酷な環境っていうのはすごくアートが盛んになる傾向があると思っていて、例えば四季がはっきりしている日本もそうですけど、ヨーロッパで言うとイギリスのロンドンとかは何と言うんですかね、ジメジメして雨多くて冬だと本当に日が短くてみたいな所で、アート、カルチャー的なものが盛んになるというか、北欧なんてね日が短い(日照時間)

タテキ:そうなんですよ。ダークサイドはうつ病患者が多かったりとか

陽月さん:そうなんです。

タテキ:コーヒーの摂取量が世界トップレベルだったりとか、やっぱりお日様当たらないんで、でも北欧ってビタミンDが豊富なサーモンとかが食生活で豊富じゃないですか?だからこれも面白いですよね。バランスがとれている、というか...

陽月さん:そうなんですね。

タテキ:だからフィンランドやスウェーデンの音楽ってちょっと陽月さんの音楽と似てるようなところあるなーっていう干城の感想があるんですけど学会でパフォーマンスしていただくか、アフターパーティーとかでDJとしてDr.Olliという3人主催者側の運営陣にいるんですけど、その中の一人がドクターでもありながらDJもやるという凄い方で

陽月さん:面白い人多いですねw

タテキ:その中に是非、日本代表ぶち込みたいです!

陽月さん:いいですねー、

タテキ:はい、そんなクラブハウスでのご活躍や、最近ではNas Dailyのメディアに出演!

陽月さん:はい、ご存知でしたか?Nas Daily

タテキ:いや、もうめちゃくちゃ有名ですよ!

陽月さん:そうなんですね。

タテキ:That's 1 minute! see you tomorrowっていうFacebook中心に活動しているメディアにも出て紹介されるなんて(驚)

陽月さん:NasDailyに出た時に反応してくれた方が結構いて私は話が来るまで全然知らなくて

タテキ:本当ですか?

陽月さん:見てみたらこんなに大きなメディアなんだ、と

タテキ:海外に逆輸入しましょう!一回日本出ていただいて海外でめちゃめちゃ有名になって、それで逆輸入するパターン(どうですか?)

陽月さん:ですね〜今こんな御時世ですからオンラインでねクラブハウスでもそうですけど、いろんな国に行き来できちゃうという

タテキ:ですね

陽月さん:だからそんな時代なんでね、まあ楽しんでいきたいな、と思っていますけど

00:32:14 次世代の音楽「ハンドパンによる432Hz」

タテキ:ループマシン・ビートボックス・お経でも干城が特に注目してるのはハンドパンです!比較的新しい楽器ですけどハンドパンって確かスイス(で発明)でしたっけ?

陽月さん:そうです。そうなんです。

タテキ:そうですよね。

陽月さん:今私の手元にあるんですけどこれがハンドパンという楽器です。

タテキ:動画の方は見えますね?

陽月さん:これが432Hz (ハンドパン演奏)こんな感じで、結構音がですね...このハンドパンは特にこの音数が少ない分一個一個の音がすごく響くんですね。

タテキ:ですね。

陽月さん:とても瞑想的な状態になるのにすごく相性が良いタイプのハンドパンだと思っていて

タテキ:いやハンドパンって自分の中で3Dなイメージがあるんですよね。周波数、バイブレーションと、あとヘルツとだから周波数の一秒あたりの拍子で表す単位ですねよね?あとはResonanceって何だ?えーと、共鳴ですよね。それが全部他方向から頭・耳・三半規管に響いてくるような...

陽月さん:うん

タテキ:すごく神秘的な気持ちにさせてくれるようなイメージがあるんですけど、どうですか?演奏する側として。

陽月さん:このハンドパンを手にした時に一つの音でいきなり精神をクッと持ってかれるって言うんですかね、そういう感覚を感じて、先ず仏教国のタイで生まれたこのメーカーはタイで作られた物なんですけど、そういう意味ですごく土壌に親和性の高い音を作ってくれたのかな、という印象があって、これはすごくご縁を感じる一つかなと思ってます。

タテキ:他のミュージシャンとコラボしたりとか、またそこでね...

陽月さん:そうですね!正に432Hzの楽器を使うミュージシャン僕の友達の中にもいてヒーリングと言うか心を落ち着かせるとか高揚させるのも無闇矢鱈にワーっとかっていうよりは自然な形でグルーヴ感を持って精神が高揚していくっていう演奏をするミュージシャンもいて、次世代的な音楽っていうのはそういうところなのかなっていう風に感じています。元々音楽っていうものがクラシックにしても宗教音楽にしてもキリスト教の音楽にしても、例えばキリスト教の音楽にすれば大聖堂でパイプオルガンを伴奏する事で音響の響きこれが天にも昇るような気持ちにさせたと言われているんですよね。

タテキ:調律も変わってますからね。音楽の時代によって

陽月さん:はい

タテキ:だからもしかしたらA440が今後何らかの形で変わってくるかもしれないですよね?

陽月さん:そうですね。音楽の持つ精神作用みたいなものというそこが音楽の本質的部分だったっていう意味で、メロディを聴いて良い音楽だな良い曲だなみたいにポップミュージックを始め、そういうところがメインストリームとして殆どですけれども、精神作用っていう意味でとか音楽以前の「音」ですよね、音の集まりで音楽になっている訳ですけど音一つ一つにどういった意味があるのか?みたいな所をもうちょっとフューチャーした音楽みたいなものが凄く次世代的なモノなのかなと本当の意味で人の心、人の生き方、在り方に影響してくれる、それを支えてくれるような音楽っていうものがこれからどんどん出始めてくるのではないかなと思っていて、私もその一端を担っていきたいなと思っています。

タテキと陽月さん:: wow!!!笑

タテキ:これはNext Generation Musicと言うかねこれから進化していく陽月さんを見るのがやっぱりワクワクしますよね!

陽月さん:嬉しいです。

00:37:08 話はディープな方向へ「ネオ僧侶のバイオハック」

タテキ:そんな音の曼荼羅のその先と言いますか...

陽月さん:はい

タテキ:陽月さんのウェルビーイングについて、先ほど干城もビックリ既にバイオハッカー僧侶であるとバイオハッカーセンタージャパン公認の...ていうかバイオハッカーセンタージャパンのメンバーの一人である陽月さんのサウンドセラピーを提供する以外にも、先ほどウィンホフメソッドとかコールドシャワーとか、それ以外にもアーシングとか、一本下駄生活とか、プチ断食とか、色々バイオハックしてますけど、ちょっとゆるく紹介してください。

陽月さん:その辺の話?そうですね。私がですね...もしかして干城さんのちょっと手にもチラチラ見えたんですけど、私もこのオーラリングを使用してます。

タテキ:オーラリングが世界に広まったのはバイオハッカーサミットからなんですよ!

陽月さん:そうなんですか!?

タテキ:自分そこで直接CEOに日本語アプリ作ってくれって作る努力をしてくれ、それかローカライズの日本語ITチームを紹介するなど直接交渉して...凄いところがフィンランドの会社なのに一発目のアプリの言語が英語と言うね

陽月さん:はいw

タテキ:はじめの一歩からもう世界目指してるってところがすごいですよね。その後フィンランド語できて次日本語ですからね。

陽月さん:そうなんですか?日本語3番目なんですか?

タテキ:そうなんですよ。サンフランシスコともこの睡眠を検知するシステムを研究してる教授ともお話しさせていただいたりとか

陽月さん:いやー(オーラリング)すごいですよね。これも私すごく活用していて、活動量もそうですけど、その日の睡眠を毎日欠かさずチェックしています。起きてすぐ直後に瞑想するんですけど、瞑想終わって軽くちょっとヨガした後にちょっとオーラリングのアプリを開いて今日の睡眠はどうだったか見て、大体EfficiencyとRestfulnessですね睡眠の質どれだけ休めたかという効率の部分と、あと一番深い睡眠Deep Sleepがどれぐらいとれていたかを私の中では基準にしていて、ちゃんと深いところまである程度な睡眠がとれてたかということと(睡眠の)効率ですよね何を基準に睡眠スコアを出してるのかなって気になるところでもあるんですけど

タテキ:これは(指輪から)シグナルが出てたりとかしてね違うんですよ。デバイスによってこっちはボストンに本社があるWhoopっていうやつなんですけど、これは光のシグナルが出ててこれで中のバイオマーカー(生理学的指標)を検出するんですけど、だからオーラリングの方が個人的にはちょっとアルゴリズムが合ってるのかなと思います。胸とか他の腕とかにつけるストラップ型だと腕を振ったりとかすると、どうしても心拍数のチェックにちょっと誤差が生じるのが自分の見解かな?でも(これらの数値は)目安ですよね。

陽月さん:そうですね。

タテキ:オーラリングの数値が低いから今日はちょっとゆるーく行こうっていうのが、逆にダラっとした日になってしまわないようにと心がけています。自分は

陽月さん:いやー確かにね、本当にそうですね。私も睡眠時間が短いとReadinessの数値だったりとかが、ちょっと低かったりするんですよ。睡眠時間、効率っていうか内容もそうなんですけど、結構時間でその数値が左右されちゃってるのかなーって

タテキ:まぁそれはありますよね。

陽月さん:だから私も結構凄い体調が良くて身体動かしてサウナで汗かいて水風呂で整えてみたいな、そういう状況だと目覚ましかけなくても5時間くらいで勝手に目がパッと覚めちゃったりするんですよ。で、オーラリング見ると睡眠の効率もすごくいいDeep Sleep(熟睡)の数値もすごい睡眠時間の割にはものすごい長い時間一番深い睡眠とれてたみたいなデーターを見ると、あ、多分体としてはこれぐらいでいいのかな?これぐらいで休めたと思ってパッと目が覚めてると、ただ、数値的にはちょっと睡眠時間短いんじゃないの?みたいに出るからオーラリングの数値としてはあまりよくない、そんな今日のスコア高くないよみたいな数値が出るんですけど、自分の中の体調としは全然もう全く問題ないしていうのが結構あったりもするので、すごく数値は一つの目安なのかなっていう風にはそれか、まだそこまで感知できるぐらいまで、このスマートリングとか技術的なところがまだ追いついていないっていう風にも考えられるし

タテキ:そうやってバランスとってるんだ他のユーザーもそうですよね!?やっぱり!自分を測るための道具なのに自分が測られてコントロールされるというのは本末転倒ですもんね。

陽月さん:確かにそうですよね。だから睡眠の効率と質というのは意識してるんで、さっき私もコレをこう...

タテキ:そっか日本時間は夜ですよね。

陽月さん:私普段はコンタクトなんですけど、メガネ夜はねブルーライトカットのレンズ外して10pm以降は画面見るとき全部コレつけてブルーライトをカットします。この色って結構ね、ブルーライトを98%カットできる。

タテキ:カットできますよね。自分も赤色のメガネ使ってます。

陽月さん:そうなんですよ この赤ので完全にブルーライトをカットした状態でやっぱり夜ギリギリまで画面見てると結構睡眠の質に影響が出たりとかって

タテキ:そうそう(干城も装備)wwこっちは朝なので今もう光浴びてサーカディアンリズムをリセットしてよかった...っていうか一人でブルーライトカットしましょうみたいなことを広めようと、iPhoneからブルーライトをカットする方法をクラブハウスで紹介させて頂いてますけど、この人ちょっと頭おかしいんじゃないかみたいなね。でも陽月さんも実践してるし、普通に生きてて体調が悪くなる現代社会に寧ろしておかないと損ですよ。

陽月さん:そうなんですよ!

タテキ:タダでできるんだからやりましょうよっていう話。

陽月さん:そうなんですよ。私も干城さんのあれ(赤い画面)を見て全部スマホ設定しなきゃなと思ったんですけど、結局メインで使ってるディスプレイが外部ディスプレイなるほどMac Mini使って外部ディスプレイなのでそうするとそれにブルーライトをカットする設定ができないと

タテキ:あー、IrisっていうPCとかブルーライトカットするソフトとかあるんで、あとで紹介しますよ。

陽月さん:外部ディスプレイでもできるんですか?

タテキ:はい、そうです。

陽月さん:メガネこれ一発かければ

タテキ:そうですね(笑)

陽月さん:なに見てもいいかなーって、コレが1番便利

タテキ:ちなみに光をキャッチする受容体は耳(の中深くに)にあって、目だけ保護してても、例えばアイマスクして寝てても周りがめちゃめちゃ明るい所だったら概日リズムに影響は出ちゃうんですよね。

陽月さん:なるほど〜

タテキ:だから、それを知っちゃったから、めちゃめちゃ敏感になってしまうのは...意味ないよっていう風にはならないでほしいです。まあまあ

陽月さん:確かに...あと眠る時に耳栓したりしてます?

タテキ:(干城が寝る時は)耳栓とアイマスクっすね、トーオープナー足の指を開く用具を身につけてアーチ少ないんで...(扁平足です)あとマウステーピングして

陽月さん:マウステーピングって何ですか?

タテキ:なんでもいいんですよ。例えばですけど、テープで縦に唇に貼ります。そうするとちょっと口の横から喋れるんですけど、口は閉じるので寝てる間は強制的に鼻呼吸になるという

陽月さん:凄い!トーオープナーも私やってみたいです。見たことありますスポンジでできてるやつですよね?

タテキ:だから打撃の練習とかでフットワークをいっぱい使った後はふくらはぎがパンパンになるんで

陽月さん:寝る前にねそれは確かにいいかもしれないですね。耳栓、アイマスクね。

タテキ:瞑想して懸垂バーがあっちにあるんですけど、そこにエアリアルヨガというぶら下がりヨガのストラップに腰を乗っけて足を逆さ吊りの状態で、その状態で陽月さんの432Hzを聴きながら

陽月さん:あ、凄い!マニアックなことをやってますね。私も廊下に懸垂棒あるので

タテキ:本当ですか!?

陽月さん:時間見つけて懸垂したりとかぶら下がるのって良いっていうじゃないですか?

タテキ:めちゃめちゃ身体にいいですよ。だから自分も今スタンディングデスクですけど、下にスイス製のマットが置いてあるんですよ。この上に卵を落としても割れないくらい柔らかい。立ってる間に膝や関節にめちゃめちゃ優しいので、だから常に同じポジションにいないみたいな。床生活だったらあぐらでいいし正座していいし、たまにちょっとは片足伸ばしてとか、常に気づいたらちょっと懸垂やるとかぶら下がるマイクロエクササイズと言うんですけど、1日を通して徐々に運動するってマイクロエクササイズはとても注目されてて、ダラダラと1−2時間頑張って筋トレとかそんなことしなくてもパフォーマンス向上、そして体型維持で、ストレスを体に与え過ぎないっていうのはこれはもうバイオハッカーたちがこうやってね話すると...それどうなの?これどうなの?俺はこうだけど!あなたは?みたいな知的好奇心の欲求が..!

陽月さん:話が止まらないんですね? 

タテキ:話が止まりません。ちょっと(対談の)方向がねスイマセンだんだんマニアックな話になってきてクラブハウスで今聴いてる方達は、なんだぁ?格闘家と僧侶のわけのわかんない話みたいになっちゃうかもしれないですけど、

00:47:05 実体験を大切に「キラキラ文化とのバランス」

タテキ:陽月さんと話したいのは禅やウェルビーイングという言葉がいろんなプラットフォームで飛び交う昨今ですけど、これ何て言うんですかね...キラキラ文化と言うか、やっぱりファイターとしてはベラベラとあーだこーだと喋らず試合に勝って自己表現をしろ!とか、例えば禅の世界から僧侶としてお寺でお仕事をするお坊さんは黙ってお経を唱えてろ、みたいな事を思う方たちも中にはいると思うんですよ。人生を豊かにしようと禅を取り入れたりとか、ウェルビーイングというカタカナがその本質と言うか、意味がそこまで分からないけど、ちょっと言葉悪いですけど流行りになってるところもあると思うんですよね。自分はそれ全然良いと思います。でもどっちかにウェルビーイングYeah!!とかバイオハッキングやろうぜみんな!とか、逆もしかりで偏って伝統的にこれを重んじるみたいな風に偏ってしまうのはよろしくないなと...このバランスの取り方どう思いますか?

陽月さん:そこがすごく大事な部分だと思っていて、もちろん伝統的なことだけをやればいいという考え方も分かりますし、実際そういう事を役割として担ってる方もいらっしゃるので、それ自体(伝統を重んじる事)はとても素晴らしい一つの役割だと思っています。ただ一方で仏教一つにしてもですね、仏教はこの長い歴史の中で、その時その時にいろんなものを吸収して、今の仏教があるという歴史的背景があるんですよね。

タテキ:インドから中国とか韓国とか...

陽月さん:そうです。

タテキ:日本に入ってきて儒教の影響も受けたりしながら...

陽月さん:そうなんですよね。その時その時の人々に合った形で教えをアプローチしていくことが今までの長い歴史の中であったと。どちらかと言うとそれがアップデートされてなかったのが正にこの昭和!そうですね。江戸、明治から今のお寺、日本の仏教で言う檀家制度みたいなものが始まって、お坊さんがお肉を食べて奥さんもらっていいよと日本の政府が公式に認めて、それから今の日本の仏教とお寺の仕組みというのが、その流れから今に続いているんですよね。そういう意味で言えば、そこから大幅な大きなアップデートがされずに、この伝統という名のもとに維持がされてきたという背景がありますので、どちらかと言うと仏教の元々の人の心を救うという側面が瞑想という業を通して自分を観察して自分の心の動きを認識して、その苦しみをより少なくしていくということをしてきたわけなんですけれども、それというよりは御先祖様をしっかり御供養してお墓を守っていくというのが日本の仏教のお寺の役割、お坊さんの役割になってきたと。それが今はお寺離れ檀家離れとか更にはコロナのご時世の中でどんどんお寺に人が集まりにくくなってるっていう状況の中で改めて、仏教の役割なんなんだろ?そもそも仏教ってなんなんだろう?お坊さんってなんなんだろう?というところをお坊さん自身が見つめ直す、問い直すという時期に入ってきてるのかなって強く感じてます。

タテキ:なるほど。大衆に向けてお坊さん、仏教とは?というのをPushするのではなく、ご自身の考え方とか歴史も全て振り返って、そういう姿勢がやっぱり最終的にはPull、引き込んでくれるような気がします。

陽月さん:正にそうですよね。やっぱり人間って自分の体験を通して思ったことでしか伝えられない本当に人に刺さる事って伝えられないと思っていて、私も今までの経験の中で、この人の話凄く面白かったな〜刺さったな〜という話では、どんな時でもその人が経験してきたことから分かった事とかだったりするんですよね。例えば一人の方の話を聴いてても、全然頭に話が入ってこない時間がありながらも、途中でオッと引き込まれる瞬間があったりして、なんでだったか?と振り返ると、やっぱりその人が経験してきたことその人だけが、だからこそ体験できた事を話してくれた時にすごく自分の注意が引かれるという経験をしてきて、やっぱり教科書に書いてあることを伝えたところで聞いてる人にフッと入ってくるような話しにはなりにくいのかなと思います。

タテキ:ですね。

陽月さん:だからこそ私はミュージシャンとして活動してきた今までの自分の経験を生かして、音楽を通して仏教的な世界観だったりとか、お経がもたらす精神作用なものだったりとか、それを通して心が落ち着いた状態心に静寂がもたらされた状態というものを今までそういうことを経験してこなかった人が垣間見れるような時間を提供できたらいいなと思いますし、それを通して自分は無宗教だと思ってたけど宗教的とか神聖な気持ちとかって、もしかしたらこういうことなのかな?みたいなことを通して人生とか人間、精神の深さみたいなものを、何というんですかね?腹で経験すると言うか...やっぱり実体験、体感として少しでも感じてもらえる事が、生き方そのものにパラダイムを変える一つの大き支えというか力になるんじゃないかなと思っています。

タテキ:ちょっと今のね、おしゃってくれた事を英訳したいですよ。

陽月さん:あ、嬉しいです!

タテキ:ぜひ今喋っていただいた事は日本の方はね陽月さんが普段提供してる音楽の本質というか、それを言語化して本当に正直な気持ちですよね。心に響くというか...そしてファイターとして、そして僧侶として(我々は)日々修行なのかな?と自分の中で着地点と言うか、そういう所に落ち着きました。

00:53:49 陽月さんのウェルビーイング「究極の幸福」

タテキ:音の曼荼羅で世界の心を癒す活動している陽月さんですけど、癒す側として陽月さんの目指すウェルビーイングを改めて教えてください。すごい抽象的で(スイマセン)

陽月さん:そうですね。私の目指すウェルビーイングですか...結構私も自分の中で寝る前とかに自分の理想の人生の状態をイメージしながら眠りに入るようにしているんですよね。その時によく自分の中でイメージするのは心と体が軽い状態で日常を過ごしている。心が軽い状態、体が軽い状態っていうのは、もうなんて言うんですかね...本当にそれが幸せそのものだと思うんですよね。

タテキ:なるほど

陽月さん:もうそれが究極の幸福だと思っていて、私達は、いや悩み事なんて無いよと表面的に感じてても心のどっかで潜在意識の中で何かを引きずってるものがあったり、引っかかってるモノがあったりとかっていう、その蓄積で心が晴れているようで晴れきれていない日常を過ごしてることが多いんじゃないかなって思っているんですね。それはやっぱり私の中に結構自分で自覚してる部分もあったりして、もっともっと自分を良くしていくことができるというのは常に自分の中で思ってますし、そこは本当無限にアップデートしていくことができる。人生を通してもやっていくことができるものだと思っていて

タテキ:その「軽い」っていうのはゾーン(状態の間)とか夢中になってるとか幸せを感じてるんですけど、本当に幸せだから気付いてないんですよね。でも、例えば「足るを知る」とか禅の考えを取り入れてると小さな幸せにふと気がついて、そこに感謝したりとかそういう意味を含めて「軽い」という表現なのかな?って今思いました。勝手に...(笑)ちょっとゾクゾクした!そうか〜それがストレスがなかったりとか、変な悩みとか...変に考えずに人生を楽に楽しく生きるという、それに対する表現なのかなと思いました。

陽月さん:そうですよ。この心が軽い状態って言うんですかね、そして体が軽いというのは本当に健康的な食事を選んで生活していると結構体が直ぐ反応するのが分かるんですよね。例えば甘いものとか、黒砂糖系のものとかですね。あとはスナック菓子系のものとか、とにかく甘いものとかをですね、食べた時の体の反応というのが分かりやすく感じるようになって敏感になるんですよね。だから例えば甘いものだったら食べた瞬間ものすごくテンション上がって、たぶん口に入れた瞬間が最高のMAXなんですね 笑笑笑  

タテキ:血糖値上がる前に多分ドーパミンのスイッチが入るんでしょうねキタキター!!!みたいな、

陽月さん:そうなんですよ。血糖値の前に舌に触れた瞬間のドーパミン

タテキ:わかります!自分にとってはデカフェウィークカフェイン制限終わった後のコーヒー1杯目ですよね(吸収されるまで)カフェインの作用絶対ないのに一口カフェイン入りのコーヒーを飲んだ瞬間にウォぉぉぉって感じて絶対カフェインの効果じゃないんですけど、いや〜なんか分かるな〜それ

陽月さん:胃袋に入ってしばらくしたら落ち始める傾向がもう既に結構...何て言うんですかね...あ!食べちゃったみたいな罪悪感も入っているかもしれないですけど、結構そっからに2、3時間やっぱりダルい時間と気分が重くなる、という感覚を凄く分かりやすく感じるようになりました。なので今ちょっと身体重いわ〜みたいなジャンクフード系のものを食べた後とかそうなりやすくて結構食生活が偏った時とかリカバリーしてかなきゃ食生活戻さないと、みたいな身体が本調子じゃないのは凄く分かるんですね。そうすると心の状態も、マインドの状態も本調子でないとよく分かっていて、でも、そんな時もあるよねってことがそれは食が原因じゃなくても起こりうるんですね。自分の中で人生で直面した出来事がきっかけでメンタルがそうなるから体もそうなるっていう。そっちの方が影響あると思うんでたとえその様な状況になったとしても、それをちゃんと自分の中で受け止めてあげる受け入れてあげるっていうようなことをできるようにするための一つのきっかけと思って、あ〜こんなんじゃダメだって思わないように、ただありのままの自分でいれるようにそれを受け入れつつ、だけども良い方向に向かって行くように少し行動するみたいな。じゃあゆっくりお風呂に入りに行こうかなーとか、今日はちょっと優しい食べ物にしようかなとか、もう今日は早く寝ようとかですね。明日は頑張って朝のルーティーンをフルコースでこなすぞ!みたいな

タテキ:なるほど〜最後の質問で陽月さんのウェルビーイング何ですかって聞いたら、ちょっと人間らしいお茶目な「食べちゃった」みたいな事とかもある

陽月さん:ありますよね〜やっぱりね〜

タテキ:凄いなー、でも調整の仕方とか普通ですよね。またルーティーンに戻そうとか、今度食べる物は身体に優しいものとかも、変にね、めちゃめちゃストイックにこれ結構色眼鏡で見られると思います。マインドフルネスを提供するお坊さんみたいな感じで期待値が高い眼鏡で見られると思います。自分もやっぱり格闘家だからめちゃめちゃ鳥のササミとブロッコリーをずっと毎日食べてるんでしょ?みたいなイメージがあったりとかして...ありがとうございます。本当に

陽月さん:いやー本当にそうですよ僕も一人の人間なので

タテキ:そりゃそうですよね

陽月さん:やっぱりねーアイスクリーム食べたいなって思う時ありますよねww

タテキ:だそうです。皆さん。陽月さんのこと知りたかったら色々調べたらビートボクサーとかマインドフルネスとか432Hz音楽ってなりますけど、干城の黄金の経験ではこうやってね面白い人を深掘りして今日も学び深かったです。対談の前の勉強もね色々学ばせていただいたんで、まさに今回も黄金の経験でした。ありがとうございます。

陽月さん:ありがとうございます

タテキ:本日のゲストは赤坂陽月さんでした。どうもありがとうございました。

陽月さん:ありがとうございました。

01:00:40 タテキのまとめ「音の曼荼羅のその先」

ということで本日のゲストは赤坂陽月さんでした。アクセル全開でイントロ収録して冒頭に早速突っ込まれました干城さん、そのヘッドギア何ですか?ヘッドギアってねw格闘技のボクシングのヘッドギアを干城は想像してしまったんですが!ヘッドギアこれかみたいな瞑想しながら脳波測る装置とPEMF、脳波に刺激送るデバイスを装備しながら朝の6:30からバリバリでねニュートロピックもキメてね、そうです。いわゆるスマートドラッグと呼ばれるやつです。禁止薬物じゃないですよ、神経伝達物質です。自然派です。その辺は置いといて、朝からアクセル全開でやらせていただきました。対談今終わりました。そうです。終わってホっとしています。勝手にねネオ僧侶と呼ばせて頂いてますけど、陽月さんの僧侶になったエピソードを実はインタビュー中に話してくださいとか(話を)ふらないで、干城も勝手にゲストの紹介であえて言わなかったんですけど、日本では実家がお寺だから自分も僧侶になるという人が多いらしいですでも陽月さんの場合は陽月さんのお父様が一般人から僧侶になったそうです。そのお父さんの姿というか父の決断に感動してそれで自分も後を継ぐと、そう思ったそうです。もともとミュージシャンですからね彼は。ニューヨークをはじめとする世界の都市でストリートミュージシャンとしてボイスパーカッションやってブーツ&キャッツですよねwはい、やりません。イントロでコケたばっかりなので、それをやって音楽活動をして僧侶家を継ぐという形で今音楽活動してます。対談で色々面白い話しさせていただきました(EP1から聴いてる)皆さんも、本日エピソード15干城の方向性も分かっていただけてると思います。やはりウェルビーイングを語る上で大事なのは全体論一つ(の分野が健康)だけでも精神だけでもダメ、身体だけでもダメ感情的なところ(感情的健康)だけでもダメ現代を生きる上ではお金も稼がなきゃいけないしいろんな分野があっていつも言ってますけど、8つのウェルネスその八角形は人それぞれ形は違うでしょうけど、真ん中にあるウェルビーイングは皆さんが追い求める人生で実現させたい自己実現、目指してる場所なんだと思います。まさに地図はないですけどコンパスの方向が一緒の方向を向いてる陽月さんとバイオハッキングマニアックなところまで、だから言ったでしょ!?ブルーライトカットするメガネ赤とかオレンジの変な眼鏡してるの別に干城だけじゃないんですよ!だから、また変なオタクが喋ってるみたいな色眼鏡で見ないでくださいw文字通り色眼鏡で仏教の教え、カルチャーとしての禅の生き方お経、ミュージック432HZの効果質疑応答では現役の声楽家の方からお話も聞けて、まさにクラブハウスをプラットフォームにした交差点で干城の黄金の経験を皆さんに共有することができました。ということでYoutubeでご視聴の方はチャンネル登録・いいね、対談動画をもっと皆さんに見て欲しいですみたいな意見も頂いてるので、ちょっとね頑張りたいですyoutubeの方も!ということでチャンネル登録よろしくお願いします。Podcastで聴いてる方は購読★5つのレビューを頂けると嬉しいですもうしてくれてる!?してくれてますか?ありがとうございます!お礼言わせてくださいどうもありがとうオブリガード