波乱の幕開け...子連れヨーロッパ出張と、消えた「着物」の行方

 

久しぶりの「TEK TALKS」

週一とか月一とか、更新頻度を宣言しなくて本当に良かった(笑)。 気楽にやる声ブログですからね。

さて、無事にフランス出張から帰国しました。 今回の出張、もう内容が濃すぎて、本当に忙しかったんです。なので、気づいた時にスマホのボイスメモで録っておいた音声を、何回かに分けてお届けしていきたいと思います。

今回は、その第1回目。波乱の幕開け編です。

モナコから急遽ニースへ Hololife Summit開催の裏側

今回の出張のメインイベントは、「Hololife Summit コートダジュール」。 もう名前からして「本場の欧米野郎」感が漂ってますよね(笑)。海外生活が長いたてきは、こういう風に言われることにもすっかり慣れました。

実はこのサミット、元々はモナコで開催する予定だったんです。 でも、モナコって政府の規制がすごく厳しくて、伝統を重んじるお国柄もあって、色々とハードルが高かった。で、今回はたてきが直接主催しているわけではなく、モナコを拠点とするローカルパートナーが主催だったんですが、急遽会場をフランス南部のニース(コートダジュール地方)に変更して開催することになったんです。

そんなバタバタの中、今回は家族(妻と子供2人)を連れての出張となりました。

ボストンからレッドアイ。そしてロンドンでのトランジット大作戦

ニースへ向かうにあたって、まずはイギリスのロンドン経由のフライトを選びました。 ボストンからのフライトは、通称「レッドアイ」。夜に出発して、機内で寝て、朝起きたら現地に着いているという、目が充血するような過酷なフライトです。

ロンドンでのトランジット(乗り継ぎ)時間は、だいたい8時間弱。 なぜあえてこんな面倒なフライトを選んだかというと、キッズたちのためです。

長女(5歳)と長男(3歳)は今、まさに生意気盛りなんですが、「ピーターパン」が大好きなんですよ。 子供って、興味の対象がコロコロ変わるじゃないですか。実際、3歳の長男はすでに、たてきが子供の頃に見ていた「恐竜戦隊ジュウレンジャー」(35年前の番組!)にハマっていたりして、令和のアルファ世代はよくわかりません(笑)。

でも、「ピーターパンを覚えている今のうちに、舞台になったビッグベンを見せてあげたい!」という親心で、気合いを入れてロンドンに入国しました。

泣き叫ぶ3歳児と、英国紳士の粋な計らい

結果はどうだったか。 長男は時差ボケで超絶不機嫌。ビッグベンの前でもずっと泣き叫んで「嫌だ嫌だ!」の嵐。長女は眠い目をこすりながら「あー、ピーターパンだー」と喜んでくれましたが、家族の記念撮影はブチギレ顔の息子をなだめながらの悲惨なものになりました(笑)。

その後、気を取り直してロンドンの超高級デパート「ハロッズ(Harrods)」へ。 バイオハッキング業界の知り合いが「ハロッズに出店した」と得意げに言っていたので、どれだけすごいのか見に行ってみようと思ったんです。

行ってみてびっくり。マジで高級。 しかも、たてき達は子供を乗せてコロコロ引っ張れるタイプのスーツケース(ストローラー代わりになる便利なやつ)を持っていたんですが、ハロッズは「スーツケースの持ち込み禁止」だったんです。

入り口で、英国紳士なセキュリティスタッフに「そのようなお荷物での立ち入りはご遠慮いただいております」と、綺麗なクイーンズイングリッシュで止められました。普段アメリカ英語(米語)に慣れているたてきには、新鮮な響きでした。

「せめてフードホールで何か食べるだけでもダメですか?」と食い下がると、彼が粋な計らいを見せてくれました。 「わかりました。特別に許可しましょう」と黄色いタグをつけてくれて、「もし他のスタッフに何か言われたら、『メディカルデバイス(医療器具)が入っているから特別処置だ』と言いなさい」と。 おかげで無事にハロッズの空気を味わうことができました。

ちなみにフードホールは和洋折衷、高級デパ地下のような素晴らしい空間だったんですが、奈良県産のイチゴが1粒16ポンド(約3,200円)で売られていて、これまた度肝を抜かれました。日本では500円でも高いと思うのに、海を渡るとすごい価格になるんですね。

消えた「着物」と、押し付けられたクロージングキーノート

短いロンドン滞在を終え、機嫌の悪い息子を連れて、いよいよ目的地のニースへ。 ただでさえ子連れのパッキングは大変ですが、今回は特別な荷物がありました。

サミット前日には、モナコ公国のモンテカルロでVIPディナーが予定されていて、そこでたてき妻が「着物」を着てお茶のお点前を披露することになっていたんです。だから、スーツケースの1つは、妻の高級な訪問着と、たてきが日本で仕立てた着物、そして茶道具でパンパンでした。

さらに、出発直前にウェブサイトを見て冷や汗をかいた出来事が。 たてきは今回スピーチする予定はなかったのに、なぜか「クロージングキーノート(締めの基調講演)」に名前が載っていたんです。 慌てて確認すると、本来登壇予定だったエストニアのインフルエンサー(シーム・ランド)が、中東情勢の影響でドバイから出られなくなり、急遽たてきに白羽の矢が立ったとのこと。

「マジかよ……」と思いながらも、スライドも準備できないまま(子連れフライトで作業なんて不可能です)、夜の9時前にニースの空港に到着しました。

そして、手荷物受取所で最大の悲劇が。 スーツケースが1個出てこない。しかも、「着物と茶道具」が詰まったやつが。

「うわあああ、マジで!?」 妻は「機内持ち込みにしておけばよかった……詰めが甘かった」と自虐モード全開。慰めるたてき。 同僚のベロニカに電話してロストラゲージの悲報を伝えると、「それはしょうがないね」とヨーロピアンらしい軽い反応。

ヨーロッパはUberが高いので「Bolt」という配車アプリでバンを呼ぶも、全然来ない。 仕方なく、ぼったくられないように必死に片言の英語とフランス語で交渉し、なんとかタクシーで滞在先にたどり着きました。

高級着物2着が消えたロストラゲージの絶望と、準備ゼロのクロージングキーノートのプレッシャー。 これが、フランス出張初日のどん底のリアルです。

果たして着物は見つかるのか? プレゼンはどうなるのか? この続きは、次回のTEK TALKSでお話しします。

モイモイ!

 

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