フランス最大のMMAジム出稽古と、エスプレッソ&タバコの「パリ流朝食」

 

Hololife Summitフランス・ニース

に行ったお話の続きです…

前回、ロストラゲージの悲劇をお伝えしましたが、その後、サミット本番の二日間が終わった翌日に、無事スーツケースが届きました。 タテキ妻の高級着物とタテキの着物が入った、一番大事なスーツケースです。 受け取りの手続きは、アメリカでも経験済みですが、やはり面倒でした。フランス人にその苦労を話すと「これぞリアルなフランスらしい体験だよ」と笑われましたが、タテキは免疫があるのでそこまで驚きませんでした。でも、日本の人がこれを経験したら、たらい回しにされて本当に大変だろうなと思います。 とにかく、スーツケースを開けて着物が無事に入っているのを見た時は、手が震えるほどホッとしました。「これが手元に残ったなら、今回の旅はもう大成功だ」って思えました。

空港から直行!ニース発の有名MMAポッドキャストに出演

届かなかったスーツケースをピックアップしたら、そのまま次の予定へ。サミットの翌日は、ポッドキャストの収録と、ジムでの練習が待っていました。スタジオが空港に近かったので、スーツケースを転がしたまま直行です。

JAB LIFEに出演

出演したのは「JAB MMA」という、総合格闘技とボクシングに特化したフランス語圏のメディアが配信している「JAB LIFE」というポッドキャスト。ヨーロッパといえばサッカー(フットボール)のイメージが強いですが、この番組はあれよあれよと伸びて、Spotifyのフランス語圏でかなり存在感のある有名なMMAメディアなんです。

スタジオの建物に着くと、個人のこぢんまりとしたレンタルスタジオかと思いきや、普通の企業オフィスのような立派な場所でびっくりしました。若い社員さんがいて、「ここはオンリーファンのイケイケ女子が撮影する場所」みたいな高級感あふれる部屋も見せてくれました。タテキが収録する部屋には、スポンサーのサプリやプロテインがずらりと飾ってありました。

収録の形式も面白くて、ホストのアレックスがフランス語で「ボンジュール、シュルシュル……」と話し、その後に英語でタテキに話しかけ、タテキが英語で答えるというスタイル。後で編集の際に、タテキの声にはフランス語の吹き替えがかかるそうです。

ホストのアレックスは、もうめちゃくちゃ日本の格闘技が大好きなオタクでした。日本の格闘技の歴史について熱く語ってくれましたが、タテキは「フロム・ジャパン」だけど「メイド・イン・アメリカ」のファイターなので、日本の格闘技界の歴史をそこまで深く通ってきているわけではありません。知ったかぶりをするのは失礼なので言葉を選びつつ、とにかく日本人選手をベタ褒めしておきました(笑)。 日本の格闘技文化がいかに熱いかという話をたっぷりしてきたので、どんなフランス語で吹き替えられているのか、公開されるのが楽しみです。アップされたら、Noteやオフィシャルサイトのブログでも紹介します。

世界王者を輩出するフランス最大のMMAジムへ

収録はアレックスも大満足で終了。その後、アレックスと、フランス最大級のMMAジムのヘッドコーチであるアルドリックと一緒に、アルドリックのジムへ練習に行きました。

このジム、現時点ではお世辞にも大きいとは言えず、「ザ・道場」という感じの汗臭い空間です。でも、ここからUFCの女子世界タイトルマッチに行くマノン・フィオロ選手を輩出しているのだから本当にすごいです。 来年には増築するそうで、工事中の現場も見せてもらいました。「ここがケージエリアで、ここがリカバリー、ここには色々なマシンを置いて……」と案内してくれましたが、完成したらアメリカでも大きい部類に入るほどの規模になる予定で、「フランス最大級になるんだろうな」と実感しました。 今回は、まだ増築前の汗臭いザ・格闘技ジムで練習することになりました。

パリ育ちの日系人ジョナサンと、ノンバーバルなコミュニケーション

今回のタテキの練習バディは、ジョナサンという長身のイケメン。彼はイギリス人と日本人のハーフで、見た目は普通のアジア人なんですが、コテコテのパリ育ちで、フランス語訛りの英語を話します。(ちなみに、タテキのHololifeチームメンバーの元カレという、ちょっと訳の分からない設定です 笑)。

彼は東京サミットには来られなかったんですが、青木真也選手や今成正和選手の大ファンで、足関節(ヒールフックやアキレス腱固めなどの寝技)が大好きという、ちょっとマニアックな玄人です。 彼と一緒に若手選手たちと混ざってトレーニングしたんですが、本当に楽しかったですね。

フランス人のコーチはあまり英語が話せませんが、寝技やグラップリングのセッションがメインだったので、「こうなのか、ああなのか」と体を動かしながらコミュニケーションが取れました。殴り合いではないからこそできる、言葉の壁を越えたノンバーバルなやり取り。 音楽や料理、アートでフランスに留学する人たちも、言葉以上に「技術を見る」「肌や耳で感じる」といったノンバーバルなコミュニケーションで繋がっているんだろうなと、改めて実感しました。

移住の誘いと、強烈な「パリ流」の朝のルーティン

練習を通じて大きなネットワークができ、アルドリックからは「今、フルタイムでMMAコーチを探してるんだけど、タテキ、ニースに来ないか?」と誘われました。具体的な数字は言いませんが、フレンチジョークかもしれないベラボーな条件を提示されて、「え、マジで? 今アメリカも大変だし、家族でニースに移住するか?」と一瞬妄想してしまいました(笑)。 過去にはタイのジムでネズミやゴキブリと一緒に寝泊まりした経験もありますし、40歳になってまた異国の地へ……なんて想像するのは楽しいですが、やっぱり家族がいると現実的には難しいですね。

でも、ジョナサンはすっかりその気になっていて、今でもWhatsAppやインスタのDMで「いつフランスに移住するんだ?」「ジムを開く時は一緒にやろうぜ」と連絡してきます。頼んでいないのに足関節の動画を送ってきたりして(笑)。

そんなジョナサンから聞いた「フランス・スタイル(パリ流)」の朝のルーティンが強烈でした。

「タテキ、フランススタイルはな、まず朝起きる。そして朝練に行く前の朝飯は「カフェ(エスプレッソ)」だ。エスプレッソを1発決めて、タバコを1本吸う。これがパリの朝食だ。 そして、モーニングセッションの柔術のトレーニングに行く。練習の前にもう1本タバコを吸うんだ。そして、スパーリングで相手のマウントポジションを取る。そこで、上から相手の顔に息を吹きかけるんだ!」

……もう、最悪ですよね(笑)。 これがフレンチジョークなのか、リアルなカルチャーショックなのかはわかりませんが、ニース郊外でのトレーニングは本当に刺激的でした。

練習後はジョナサンと一緒にホテルへ戻り、家族と合流して残りの観光を楽しみました。 ニースでのグルメ体験については、また今度。

ということで、タテキのMMA体験記 in ニースでした。 また次回のTEK TALKSでお会いしましょう。モイモイ!

 

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