かぼちゃカルボナーラ

 

にんじんのポタージュ

かぼちゃのカルボナーラ

スズキのレモンと香草焼き

ペルーのチョコレート

北米式バレンタイン

アメリカではみんなが、予約の取り合いで殺気立って、慌ただしいサービスに高いお金を払っている。一方、タテキはタテキッチンしています。妻への愛情は、ここで見せる。アメリカでは野郎側がハッスルしないといけません。

前菜:キャロットポタージュ

まずニンジンをじっくりスロークックして、根菜が持つ最大限の天然の甘みを引き出す。余計なもので味を誤魔化したりしません。冬の根野菜は自然の甘みが豊富。たっぷりのグラスフェドバターと、ちょびっと生姜を入れるのがポイント。身体を温めて、胃袋のウォーミングアップです。

プリモ:カボチャのカルボナーラ

カルボナーラにカボチャペーストを入れました。

原理主義者の方々、怒らないでください(笑)。もしイタリア人に食べさせて「うん」と頷かせることができたら? と妄想して、そのまま暴走。イタリア人の皆さんすいません(土下座)もし「美味い」と言ってくれるならタテキ史上最高のバイオハックかもしれない。カボチャが卵黄と塩漬け肉の構造を壊すことなく、濃厚でリッチなクリーミーさを加えました。

ルーツへのリスペクトを忘れず、ルールは曲げる。

ちなみにタテキ、過去にも「パンプキンカルボナーラ」を作ってるんですよね。あの頃からカボチャ×カルボナーラの可能性は信じてました。学生時代から作っています。

セコンド:スズキのレモンと香草焼き

メインイベントです。新鮮なシーバス。

仕入れがトップティアなら、料理人は邪魔をしてはいけない。強火で皮をパリッと焼き上げて、中はほろほろでしっとり。レモンとハーブと一緒にオーブンで焼くだけ。シンプルに。

アメ人的に言うと、クリーンプロテイン。ハイパフォーマンスの燃料です。素材が一級品なら、余計なことはしない。それが鉄則。

ドルチェ:ペルー産チョコレート

シングルオリジンのダークチョコレート。ペルーから直送。深くて複雑で、抗酸化物質たっぷり。素材そのものに語らせる。見覚えがある方、、、そうです。タテキの生徒アロンソからもらったチョコ。詳しくはTEK TALK3を参照。マツダ家ではずっと特別な時のために取っておいたんです。うん、今がその時でした。

バレンタインの哲学

毎年思うんですけど、レストランでお金を払えば「体験」は買える。でも、自分の手で一から作る食事には、お金では買えない「意味」がある、とカッコいい事を無理やり言ってインフレでバグっているレストランに子供2人を連れてバレンタインディナーをする気力がない代わりにタテキッチンしたというお話でした。

タテキッチンのバレンタインは今年も無事閉店。皆さんも素敵なバレンタインを過ごされたことを願っています!

Kion Coffee