キノコのヴェルーテ

 
Velouté de Champignons

Velouté de Champignons

Pappardelle alla Pescatora

Pescatore al nero di seppia

Denver Steak Wrapped in Caul Fat

Denver Steak Wrapped in Caul Fat

Baked Apple with Vanilla Ice Cream

インフレ時代の「おうち贅沢」戦略

相変わらずのボストン、とにかく寒い。 マイナス18度ですよ? 摂取じゃないです。摂氏ですよ。体感じゃなくてリアルな数字でこれ。 もうね、顔面が凍るレベル。

そんな極寒の中ですが、先週末はタテキ妻の誕生日でした。 というわけで、久しぶりに「タテキッチン」開店です。

いや、フルコースって言ってもね、今のボストンはチップのデフォルトが高すぎて、外食なんて気楽に行けないんですよ。 しかも最近はオンラインでフォアグラとか高級食材がオーダーできるから、家でちょっと贅沢する方が、安上がりだしクオリティも高い。

料理できる人間としては、「え、この料理にこの値段払うの?」ってなるよりは、自分で納得のいく素材で料理した方が絶対に楽しいし、美味しい。

パジャマでおうちごはん

前菜: キノコのヴェルーテ

前菜は、マッシュルームスープ。 これ、一昨年の夏にヘルシンキに行った時、スーパーの中にある小さなイートインで食べたスープが衝撃的に美味しくて。 妻が「あれがまた食べたい」って言うから、記憶を頼りに再現しました。 エンゲル係数は高めだけど、大量のマッシュルームをスロークックして、ブレンダーにかけて、最後にトリュフ塩で仕上げるという反則技を使いました(笑)。

プリモ: ペスカトーラ パッパルデーレ

そしてパスタは、ペスカトーレ。 妻とは学生時代からの付き合いなので、「記念日だからこれ!」みたいな決まりごとはないんですけど、毎年誕生日はペスカトーレを作ることになってます。 今年は、日本人の魚屋さんで買った鮮魚と、仕上げにウニを乗せるという、これまた反則技。 「半生のウニとトマトソース」という、最強の組み合わせで仕上げました。

セコンド: デンバーステーキの網脂包み

メインディッシュは、ステーキ。 部位は「デンバーカット」。日本では「ザブトン」あたりかな? 適度なサシが入っていて美味しいんです。

これをキャストアイアンで表面だけカリッと焼いて、中は網脂(クレピネット)で包んでオーブンへ。 網脂って知ってます? 豚の内臓周りの脂の膜なんだけど、これで肉を包むと、自分の脂でコーティングされながら火が入るから、とんでもなくジューシーになるんです。

多分死ぬまで使いきれないw

ドルチェ: 焼きリンゴとバニラアイス添え

デザートは、やっぱりニューイングランド地方の名物、リンゴを使って焼きリンゴを。 これに合わせるのが、マダガスカル産の高級バニラエッセンス。 実はこれ、友人のインフルエンサー(フォロワー600万人!)からもらった超高級品で、もったいなくて全然使えてなかったやつ(笑)。 「死ぬまでに使い切れないよこれ」って思いながら、贅沢に香りをつけました。

ホークとナイフを使う時はパンチを打つ時と一緒だよ

子供たちもパジャマのまま、レストラン気分のディナーを楽しんでくれて。 外食もいいけど、こうやって家でゆっくり過ごすのが、結局一番の贅沢なのかもしれません。

皆さんも、寒い日が続きますが、美味しいものを食べて温まってください。

Kion Coffee