MITの天才集団の中で感じた「完全アウェイ」と、研究者という名のファイターたち

 

MITでフラッシュトーク

まずは一言……ペイトリオッツ、スーパーボウル負けちゃいましたね。 アメリカのアメフト熱って凄まじくて、CM一本に何億ってお金が動くお祭り騒ぎなんだけど、タテキは正直そこまで熱狂的なファンってわけじゃないんです。でも、ボストンに住んでる以上、やっぱり「負けた」って空気感は街全体に漂ってて、ちょっとしょんぼりな週明けです。

さて、そんな週末、タテキは別の「会場」に行ってきました。 「Japan-US Science Forum in Boston」。 場所はMIT(マサチューセッツ工科大学)。伊藤園とか富士フイルムとか、日系の大手企業もスポンサーについてるガチのサイエンスフォーラムです。

学歴コンプレックスと「完全アウェイ」の洗礼

テーマは「Health & Metabolism(健康と代謝)」。 タテキの専門ど真ん中だし、「フラッシュトーク」っていう2分間のプレゼン枠をもらって登壇してきました。興味ある方はタテキノートの記事をお楽しみください。

フラッシュトークのポスター

タテキノートの記事を読む> 「Sick Care」の終焉と「Health Creation」の幕開け:10兆ドルのパラドックスに挑む

でもね、会場に入った瞬間、空気が違うんですよ。 周りはハーバードやMITの教授、ポスドク、研究室のボス(PI)ばっかり。名札を見れば「Ph.D(博士号)」「MD(医学博士)」のオンパレード。 正直、タテキはここで「完全アウェイ」を感じました。

普段は「元UFCファイター」「バイオハッカー」として面倒臭い自己紹介しますけど、こういうアカデミアの頂点みたいな場所に来ると、やっぱり自分の学歴に対するコンプレックスというか、「場違い感」みたいなものが襲ってくるんですよね。 「ここで何喋ればいいの?」みたいな(笑)。どなたでも気軽にご参加くださいって話違うじゃん(笑)

「細胞は3Dで病気になる」という衝撃

でも、始まってみれば内容はめちゃくちゃ面白かった。 特に印象的だったのが、ある教授の話。

「病気っていうのは、細胞の中の構造が崩れることだ」って言うんです。 ミトコンドリアとか小胞体とか、細胞の中にはいろんな器官があるけど、それがどう配置されているか、その「形」が崩れることが病気の始まりだと。 最新のAIと顕微鏡を使うと、細胞の中で「炎症」がどこから来ているのか、3Dで特定できるらしいんです。

つまり、健康っていうのは精神論じゃなくて、「細胞レベルのデザインの問題」なんだと。 これを聞いて、タテキの脳みそはショート寸前でした(笑)。

「ヨーグルト食っとけ」の真意と、情報はカロリーじゃない説

フラッシュトークのセッションでは、多くの助手や、学者、研究者の卵、頭のいい人たちが自身の研究を共有していました。その中で、アワードを取った女性の研究は、タテキもAbstract読んで面白そうと思っていました。 ざっくり言うと「大腸がんを防ぐにはヨーグルトを食べなさい」っていう話です。特に日本人女性の死亡率一位は大腸がんなので、ヨーグルト食べて食物繊維を摂取しましょう。

「褐色脂肪細胞(Brown Adipose Tissue)」って知ってますか? 脂肪を燃やしてくれる良い脂肪なんだけど、高脂肪食を続けてると、この細胞の性格が変わっちゃうらしいんです。 バイオハッカーとしては寒冷暴露や呼吸法、運動などでBATを増やそうというライフスタイルは当たり前なのですが、研究者たちの注目を間近に感じました。

結局、「食事は単なるカロリー(熱量)じゃなくて、細胞への情報なんだ」ってことですよね。 何を食べるかで、遺伝子のスイッチが変わって、細胞の振る舞いが変わる。これがエピジェネティクスのリアルなんです。

研究者も、リングの上で戦うファイターだった

パネルディスカッションでは、いろんな研究者のキャリア話などを聞きました。 そこで気づいたのは、彼らもまた「ファイター」だということです。

彼らは研究費(Grant)という名のファイトマネーを稼ぐために、必死で論文を書き、プレゼンし、競争に勝たなきゃいけない。 ラボでマウスの世話をしている彼らと、ジムで生徒や選手を教えているタテキ。 やってることは違うけど、「生き残るために戦ってる」という点では、全く同じ匂いがしたんです。

そこでふと、タテキの役割が見えました。 あんな天才たちの高尚な話を、そのまま街のおばちゃんや格闘技ファンに伝えても、絶対伝わらない(笑)。

だからこそ、誰かが翻訳機になればいいんだと。 最先端の科学を、日常の言葉や、格闘技の例え話に変換して、「これなら使えるでしょ?」って手渡す。 それが、アカデミアと一般社会の間に横たわる深い溝にかける「橋」になるんじゃないかなって。

脳汁プシャーな週末を終えて

いやー、それにしても疲れました。 普段使わない脳の筋肉をフル稼働させたので、今はもう「脳汁プシャー」状態で、知恵熱が出そうです(笑)。

でも、こういう刺激的な場に身を置くことで、自分の現在地と、やるべきことがクリアになった気がします。 これからもボストンから、難解なサイエンスを「使える武器」に変えていかねば、、、、ブツブツ。

皆さんも、食事は「情報」だと思って、良い情報を体にインストールしてください。 それではまた。

 

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