マインドバレー アムステルダム 2025
アムステルダムで開催された「Mindvalley University」の閉会式。432Hzのベースノートが会場に響き渡る。赤坂陽月さんの指がハンドパンを奏でる時、タテキはマネージャーとして舞台袖に立っていました。
そこで体験したのは、マネージャー的な義務感を遥かに超えたものでした。
マインドバレー創始者のヴィシェンが集団瞑想をガイドしている中、陽月さんが奏でる音が、世界中から集まった参加者達の呼吸が一つになっていく瞬間でした。
始まりはホロライフ
2ヶ月前、主催したHOLOLIFE SummitでのVIPディナーからです。陽月さんがVishen Lakhiani氏(Mindvalley創設者)と同じテーブルに同席したことが始まりです。
Vishenは世界でも有数の瞑想実践者の一人であり、彼が陽さんの音楽に興味を持ったのは驚きませんでした。Mindvalley Universityに招待されることはもちろん大変名誉なことですが、タテキの心を打ったのは、そこではありません。
タテキが何年も言語化しようと格闘してきたこと――特定の周波数や音は、理性的な思考(マインド)をバイパスし、我々の細胞知性(Cellular Intelligence)に直接情報を伝達する――という事です。
Vishenはそれを瞬時に理解し、説明も、説得も不要でした。
アムステルダム:コスモポリタンな街
Mindvalley Universityのためにアムステルダム入りしました。何年振りだっけ?2023年にバイオハッカーサミットを開催してからなので、ほぼ丸2年ぶり。肌でも感じましたが、外国人が増えてて、まるでポータル(異次元の入り口)に入った感覚でした。この街自体が、何世紀にもわたる貿易、芸術、そして自由な思考によって創り出された街ですが、忘れていけないのはキックボクシングの聖地だということ。名門ジムから排出された伝説のキックボクサー達は日本のK1でも活躍していましたよね。
キックのジムを訪問する暇なんてなく、タテキの役割は、陽月さんのマネージャーとして、ロジスティクス、サウンドチェック、スケジュール調整、その他のサポート。陽さんとの付き合いも3年経過しました。よくど素人がミュージシャン/アーティストのマネージャーになれたもんだw
ある参加者から「あんな才能あるアーティストのマネジメントは大変でしょう」と声をかけられた時、タテキは自分でも驚くほど明確な答えを返しました。
「タテキは彼を『管理(Manage)』しているんじゃない。彼の才能が妨げられずに流れるよう、彼の周りの『空間(Space)』を管理しているんだ」と言いました。日本語にするとキザなセリフですね。でもこれ本心です。
閉会式:時が止まった瞬間
Mindvalley Universityの閉会式は、それ自体が強烈な体験です。いい年した大人がEUの都市に集まり、以前は4週間のプログラムをオファーしていました。今回はアムステルダムで2週間の開催。日本からは本田健さんも招待され、登壇されており、何日にもわたる変革、ブレイクスルー、そして参加者同士のネットワーキングの機会があり、最終日には参加者達の感情は高ぶり、気分も特別だったのではないでしょうか。
そんなプログラムも最終日の閉会式へ。その空間はVishenが大勢の参加者の瞑想をガイドし、陽月さんのハンドパン演奏が始まりました。
タテキは陽月さんのパフォーマンスを何回と見てきましたが、毎回の感じ方や経験が違うところがやはり「Once upon a lifetime」一期一会の音楽を感じさせてくれます。今回は432Hzの周波数が、音というより「液体の光」のように部屋を満たしていく感覚がありました。
マインドバレー大学の参加費は、普通の人にとっては高くて気軽に参加できません。インターナショナル勢はさらにオランダへの旅費に加えて、滞在費も払う事を考えると、多くは成功している経営者や、エグゼクティブ、ノマドの人たちが多い参加者達です。
百戦錬磨の起業家やハイエンドな参加者達が涙を流し、Vishenの声を聴きながら陽さんのハンドパンの音色に身を委ねるのを見ました。異なる文化、宗教、背景を持つ何百人もの人々が、一つの意識のフィールドへと融合していった、という表現は少しスピリチュアルでしょうか?
舞台袖で、タテキは禅の「四弘誓願(しぐぜいがん)」を思い出していました。(ちなみにタテキは仏教徒ではありません。あくまで教養と教えに対するリスペクトとして)。これは仏教の修行者が立てる4つの誓いです。
すべての仏教修行の基本となる考え方で、「自分だけでなく、すべての人を救う」という大きな志を示しています。
衆生無辺誓願度(しゅじょうむへんせいがんど) -生きとし生けるすべての存在を救うと誓う。
この世には無数の人や生き物がいます。すべての苦しんでいる存在を救いたいという誓いです。
現実には全員を救うのは難しいですが、「限りない慈悲を持って助ける努力を続ける」ことを意味します。煩悩無尽誓願断(ぼんのうむじんせいがんだん) 尽きることのない煩悩を断つと誓う。
人には怒り、欲、ねたみなど多くの煩悩があります。
それらは無限に湧いてきますが、修行によって少しずつ減らし、心を清めていくことを誓います。法門無量誓願学(ほうもんむりょうせいさんがく) 教えは限りなく多いが、すべてを学ぼうと誓う。
仏の教え(法)は無数にあります。
全部を学びきることはできませんが、できる限り深く学び、理解を広げていく姿勢を表します。仏道無上誓願成(ぶつどうむじょうせいがんじょう)最高の悟りである仏の道を成し遂げると誓う。
仏の悟りは最も高い理想です。
その道を歩み続け、心を磨き、真理に到達することを目指す誓いです。音を通じて、周波数を通じて、存在そのものを通じて、我々は集合的に「目覚めること」「奉仕すること」「限界を超えること」を誓わなくても、集団で瞑想することで、呼吸や心拍数、脳波が周りとシンクロすると、普段見えなかったり、感じないことを経験できるのかな?と閉会式を見守りました。
音に隠された招待状
今は必死になって10月10日・11日に渋谷で開催される「HOLOLIFE Summit Tokyo」の準備を進めています。日本は、西洋がようやく発見し始めた「周波数」というものを、文化の奥深くで理解していると思っています。仏教寺院の鐘の音から、伝統的な癒しに使われる特定の音まで、日本の文化は常に「音」がエンターテイメント以上のものであること――意識のためのテクノロジーじゃないのかな?と思うくらいです。
赤坂陽月を改めて日本に逆輸入し、彼の周りで活躍するアーティスト達を東京に迎えること、このタテキが感じてきた周波数を、日本のオーディエンスに届けることは、運命のように感じています。アムステルダムでの閉会式を振り返ると、 我々は皆、自分自身より大きな何かを「マネジメント」しているのでは?という結論に至りました。
もし、あなたがアーティストを、家族を、ビジネスを、あるいは単にあなた自身の人生をマネジメントしているとしても、原理は同じです。あなたの仕事はコントロールすることではありません。魔法が起こるための「条件(場)」を創ることです。
アムステルダムの集団瞑想は、集合的な「チューニング(調律)」と解釈してます。あの会場にいた一人一人が音叉となり、可能性の周波数で共鳴しました。そして、十分な数の人々が共に共鳴する時、現実はシフトします。比喩ではなく、文字通りに。
さてさて、そんなスピってる暇があったら、仕事しろですね。日本チームが進むべき道は、「前へ歩み続けること」だけです。ホロライフ東京開催までもう3ヶ月切りました!
我々は皆、周波数のマネージャーです。あなたの思考、あなたの言葉、あなたの存在――すべてが特定の周波数で発信されています。注目すべきは、あなたが何を発信しているかです。
HOLOLIFE Summit Tokyoで、タテキの周波数を一緒に高められることを楽しみにしています。世界で見た景色を日本で再現します。
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