極寒ボストンで「世界一美味いチョコ」を食べて、アテンション(関心)について考えた

 

マイナス10度の世界

この週末、ボストンは大変なことになってます。ブリザード(猛吹雪)が直撃して、街の機能は完全にストップ。学校も公共施設も強制シャットダウンです。そんな極寒のボストンで、週末に起きた「ある出来事」と、そこから学んだ「次世代(Gen Alpha)へのコーチング論」について、今日は話してみようと思います。

「世界一美味いチョコレート」の味

土曜日、タテキの生徒である22歳のペルー人の男の子の、ムエタイデビュー戦がありました。 彼はもう、身体能力の塊みたいなやつで、「バネが入ってんのか?」ってくらいの動きをするんです。 結果は……残念ながら僅差の判定負け。

悔しい結果だったけど、試合後にペルー人が、「この試合のためのファイトキャンプありがとう」って、チョコレートをくれたんです。

それを一口食べたら……もう、「なんじゃこりゃ!?」ってなりました。 人生で食べた中で、一番美味しかったかもしれない。

なんかファーストクラスでも提供されてるチョコみたいで、サポートしたタテキへの感謝とか、そういう「文脈」が全部乗っかっていて、味覚を超えた味がしたんですよね。

Gen Z vs Gen Alpha:埋まらない溝

試合会場を後にして、一緒にセコンドについたタテキの右腕的存在の生徒、(26歳・Z世代)と、メキシカンレストランで反省会。彼はグアテマラ系の2世で、仕事でさらに下の世代(9、10歳・アルファ世代)の子たちにサッカーを教えています。

マルガリーター飲みたいって言うから、奢ってあげて気分が良くなったせいか色々話し始めたんです。9〜10歳の子たち、とにかく「話を聞かない」(笑)。 で、タテキの生徒がブチ切れてるわけです。「お前ら、そんな口の利き方じゃダメだ」「もっと指導者の話を聞け」って。

集中力は10秒持たない。言葉遣いがかなりませている。噂のiPadキッズの子とか?これ聞いて、タテキはハッとしたんです。 Z世代の彼から見ても、今の小学生(アルファ世代)は宇宙人に見えるんだな、と。

YouTubeで育った子供たちに欠けているもの

彼らの言い分を聞いていて気づいたのは、彼らはサッカーとかの技術を「YouTube」で学んでるんですよね。 画面の中のメッシやロナウドは超絶テクニックを見せてくれるけど、「コミュニケーション」は取ってくれない。しかもショート動画は1分以内の要点のみ一方通行でしか教えてくれない。

だから彼らは、「質問があったらなんでも聞いて」と優しく言っても、誰も気軽に話せない。そしてリアルな大人に対して、技術指導の前に「僕を見て!」「僕に関心を持って!」っていう強烈な飢え(アテンション・シーク)があるんです。

「まず、彼らの心のアテンションを満たして、耳を開かせる」 それをしないと、どんなに正しい技術論もインストールできないんです。

「あいつらは集中力がない」と切り捨てるのは簡単です。 でも、そうじゃなくて、「まず君に関心があるよ」と伝えて、土台を作ってからじゃないと「基本」は積み上がらない。 これは格闘技だけじゃなくて、子育てでも、部下の育成でも同じことかもしれないですね。

ジェネレーションギャップってやつか?

ラーメンと雪かきと、基本の徹底

そんな深い気づきを得た翌日の日曜日は、極寒の中、タテキが手掛ける「GFラーメン(グルテンフリーラーメン)」の店頭販売に立ってました。 「ヴィーガン豚骨」という、植物性なのに豚骨の味がするという、これまた「なんじゃこりゃ」なラーメン(笑)。

ありがたいことに繁盛しました。 雪の中でラーメンを売って、家に帰って雪かきをして、子供の相手をする。

ブリザードな週末は超・地味な「基本」の繰り返しです。生き抜くために「学ぶ」大雪の中でも「稼ぐ」、生き抜く為に「雪かき」する。 でも、その基本を続けるためにも、やっぱり「自分へのアテンション(ケア)」と、周りの人との温かいチョコレートのような関係性が必要なんだな、と感じた週末でした。

皆さんも、インフルエンザや寒さに気をつけて。 基本を大切に、温かくして過ごしてください。

 

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