VIPディナー アムステルダム 2022
食の旅:Upgraded Dinner 2022 アムステルダム
アムステルダムで開催された「Upgraded Dinner」の体験をシェアです。この特別なディナーイベントは、バイオハッカーサミット前夜に開催され、VIP、スピーカー、アーティストが集まり、シェフと一緒に調理しながらバイオハック料理や材料、調理法を学ぶディナーイベントです。前回のヘルシンキ編に続き、アムステルダム編をレビューします。
Upgraded Dinnerの概要
「Upgraded Dinner」は、料理ワークショップとマルチコースの高級ダイニングを組み合わせたスタイルで、受賞歴のあるシェフの指導のもと、参加者はバイオハッキングの技術を料理に応用し、食材の質を保ちつつ、吸収率を高める技法を学びながら調理します。今回ビックリしたのは会場がとても大きく、ゴージャスなところだったので、雰囲気が味覚を刺激するだけでなく、「特別なことしてる感」をビリビリ感じました。
ディナーメニュー
ディナーメニューは、地元で旬の食材を使用した料理が並び、まさに美食の旅でした。まず、新鮮な牡蠣にシソ科の植物アニスヒソップとチャイブで飾った一品です。バイオハッカーに牡蠣は欠かせませんよね。次に、グローブアーティチョークに塩レモン、花、セルフィーユを添えた料理が続きました。日本ではアーティチョークは珍しい野菜でしょうか?タテキは大好物です。
次のコースでは、鹿肉のタルタルに粉末化されたトナカイの出汁とクレソンがトッピングされた一品。トナカイのボーンブロスはもちろん北欧産です。その後、北海で獲れた白身魚を野生のキノコとネギと一緒に楽しむ一皿が出されました。ディナーの締めくくりには、セサミ、霊芝茸チョコレート、ビーポレン(蜂の花粉)、イラクサの種、そしてテアニン入りのコーヒークランブルがデザートとして提供されました。口直しには、野生のフォレジャーのビターが供され、最後にはチョコレートポリネータートリュフで甘いフィナーレを迎えました。
体験
「Upgraded Dinner」は単なる食事ではなく、学びの場でもあります。違う国から来たバイオハッカー達と交流を深め、調理のプロセスでバイオハックを学び、その後は共に食事をする。美味しいご飯を共有すれば、メソッドやテクニックはどうでも良くないますよね?っていうのはタテキだけでしょうか(笑)ヘッドシェフのサミーが特別に自分のメインディッシュ皿に白トリュフをこれでもかというくらいすりおろしてくれて、ムフフな時を過ごしました。
「Upgraded Dinner」は、料理の芸術性とバイオハッキング、そしてコミュニティの一体感を融合させた忘れられない体験でした。食と健康、そして知識の共有を祝う場であり、バイオハッキングと食の冒険に興味がある方には、是非ご参加ください。
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