VIPディナー ヘルシンキ 2024

 

Upgraded Dinner 2024 in Helsinki: 10周年記念を祝うVIPディナー

バイオハッカーサミット2024ヘルシンキの前日に開催された「Upgraded Dinner」は、毎回説明してますが、ただのディナーではありません。バイオハッキング技術を融合させた、没入型の料理ワークショップでもあります。参加者が調理や材料の説明を受けながら、盛り付けたりと、働かざる者食うべからず的な響ですが、Biohacker's Handbookの著者たちと、フィンランドで受賞歴のあるシェフSami Tallbergの指導のもとで行われ、サミット前日にVIPが集結するバイオハッカーサミットのハイライト的イベントです。

タテキ妻によるお手前

和の心で始まるオープニングセレモニー

食事が始まる前に、Team Japanによる感動的なオープニングセレモニーから始まりました。前回のアムステルダムで実現したZen先生、赤坂陽月さん、そしてタテキ妻。陽月さんが奏でる手パンの優しい音色、お茶を点てる所作の美しさ、そして侍の舞。会場全体の雰囲気を一層引き立てました。チームジャパンの繊細な所作と優雅な動きに、参加者は心を奪われ、ディナーが始まる前の静かなセレモニーとなりました。

Zen先生はまた、侍の舞踊を披露し、力強く美しいパフォーマンスが、イベントに文化的な深みを加えくれました。

陽月さんの音色に合わせて侍の舞踊を披露するZen先生

共同作業による料理体験

このVIPディナーは、単なる食事ではなく、参加者全員がチームを組んで料理を共に作るインタラクティブなワークショップ形式で行われました。まるでテレビの料理ショーのように、それぞれのコースが異なるキッチンチームによって調理され、シェフたちの指導を受けながら、皆が食材と直接触れ合うことができました。

最前線に立っていたのは、ワイルドフードの専門家であるSami Tallberg。メインディッシュを作る彼の指導のもと、旬の食材や地元で採れた淡水魚の超低温料理について説明を受けながら調理を見学することができました。専門知識により、美味しさだけでなく、健康の最適化を目指したバイオハッキングの料理技術を活用したものでした。出来上がった魚は淡水魚なのに、レアの食感を引き出してて一口目にとてもびっくりしました。

サミーによる調理指導

プライベートシェフ・アリナによるデザート作り

バイオハッキングチョコレートについて説明するヤッコ

立った状態で行うお手前

 

The menu of the day!

6コースのバイオハッキングディナー

地元で採取された旬の食材と最新のバイオハッキング技術を駆使した、6つのコースから成り立つディナーでした。各コースは、各チームによって準備され、野生のハーブや、料理技術を駆使した豊かな味わいを提供しました。どんな料理が出てきたのか、ちょっとご紹介します。

  • Horta Experience by Jouko & Kata(ワイルドハーブサラダ):地元で採取されたさまざまなワイルドハーブが使われ、自然の豊かな風味と栄養を楽しめる鮮やかなサラダで食事がスタートしました。

  • White Fish Tartare with Seaweed & Salted Lemon:繊細な白身魚に海藻の旨みと塩漬けレモンの酸味が絶妙に調和し、美しいバランスを感じさせる一皿です。

  • Bone Broth with Wild Mushrooms:栄養豊富な骨スープに野生のキノコを加え、深い味わいが感じられるこのコースは、体に優しいだけでなく、心地よさを与える一品でした。

  • Wild Salmon with Reindeer Heart and Liver:野生のサーモンとトナカイの心臓や肝臓を使ったこの力強い料理は、北欧の大自然を感じさせる、ワイルドな風味が印象的でした。

  • Alina in da Wonderland(森の朝の散歩をイメージしたデザート):このデザートは、森の朝の散歩をテーマにした幻想的な一皿で、自然の爽やかさと静けさを再現していました。

  • Forest Fusion Chocolate(リンゴンベリー&パインバークエキス)とマジックデコクション(野生の薬用キノコ&ビルベリーの葉):デザートの締めくくりには、リンゴンベリーとパインバークエキスを使った濃厚なチョコレートと、薬用キノコやビルベリーの葉を使った特製ドリンクが提供され、体に優しい抗酸化成分が詰まった贅沢なフィナーレとなりました。

忘れられない夜

毎回サミットの前日に行われるこのVIPディナーは、ただの食事ではなく、イノベーションと伝統、そして一緒に何か特別なものを一緒に作り上げる喜びを祝う時間です。異なる分野の専門家たちが知識と情熱を共有することで「何ができるかな?」と一緒に考える、まさに「未来の食事」を体験できる場所なんです。

料理を通じて、異なる文化や専門分野の人々が交流し、新しいアイデアが生まれる。そんな可能性を感じられた素晴らしい夜でした。みなさんも機会があれば、ぜひこういった「未来の食事会」に参加してみてください。きっと、食べ物の見方が変わると思います。今後のプロジェクトにも大きなインスピレーションを与えてくれるのではないでしょうか。

Optimized Day Workshop

Helsinki 2024

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Helsinki 2024

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Helsinki 2024

 
 

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