タイムアウトマーケット

Time Out Market Boston

普段外食しないタテキにとって試合後は何故かシンデレラタイムのように感じます。ファイトキャンプ中はタテキ妻にも迷惑かけています。基本、小麦粉、乳製品、アルコール、砂糖、ファクトリーミート（スーパーや外食で提供されるオーガニックではない肉）以外は松田家の食卓に並びません。「は？キモっ！人生楽しめないじゃん」と思う方もいるでしょう。その通りです。たまに食べる外食が美味しい！

偶然フェンウェイを通りかかったら新しくオープンしている、いや正確に言えば改装されてる建物を見つけました。Time Out Marketという「フードホール」です。フードホール？フードコートじゃなくて？入ってるお店を確認してビックリしましたが、普段外食しないタテキでも聞いたことあるボストンの名店レストランがテナントに入っています。要するに高級フードコートみたいなマーケットです。

世界315都市で情報誌を発行するタイムアウトは2014年にポルトガルの首都リスボンに1号店をオープンし、世界中の主要都市に次々とオープしているそうです。フェンウェイ球場の西側にあり、今年2019年にオープンしたばかりで人気シェフのお店など、レストラン15店舗が入店しています。

スポンサーの消化酵素サプリをキメてから久しぶりのアメ食をレッドソックスvsヤンキースを見ながら楽しみました。

どうせ食べるなら最高のハンバーガーを！隣に座っている人に話を聞いたらCraigie Burgerはボストンの隣町ケンブリッジにあるフレンチアメリカンの人気店で、ホールフーズにも新鮮なパンを卸しているIggy’s Breadのバンズがバーガーに使用されてます。そしてピクルスは古巣である魔女狩りの町セーラム（タテキはセーラム州立大学卒）にあるMaitland Mountain Farmのピクルス、そしてチェダーチーズはニューヨーク州北部のAdams Reserveからだそうで、なんか親近感を感じるバーガー。

そしてケンブリッジの隣町、ソマービルにあるテイスティングカウンターはオープン直後にアトリエキッチンの親分に誘われて行ったことがあります。シェフ同士以前一緒に働いたことがあり、いろいろメニューを説明してもらった記憶があります。そんなハイエンドなレストランがフードコートに、いや、フードホールに参入。ダックの胸肉が絶妙な火加減で調理されてました。お米でスモークしたそうです。美味しいけど、試合後のタテキにとっては物足りない！もっとガッツリ食いたい！

プロファイターは減量終わった後、試合に勝利して普段の日常を味わう時、最高の幸せを感じます。（タテキだけでしょうか？）階級を落とす前の20代の頃は食べて動いたらベスト体重に戻っていましたが、ファイトキャンプ中に食べていなかった食べ物を食べると翌日体の炎症を感じます。例えば関節が腫れたり、昔怪我した部分に違和感を感じたり、むくんだりです。食べ慣れていない野菜食べてもそうなります。

我がキング、トム様もピザを食べたいとき食べる。でも最高のピザを食べる、とおっしゃる通り。食べ物に感謝して味わうとよりありがたみを感じます。

このタイムアウトマーケットは従来のフードコートとは全然違う場所で、ボストンを訪れる際は、絶対にお勧めします。確かにフードコートにしては高値ですが、チップが含まれていないので、結局レストランで食べるより安いか同じくらいのコストです。時間がなく、名店のメニューを試したい人がグループで訪れてみんなでオーダーした食べ物をシェアしたら一件落着になりそうですね。

流行りのジャンルは揃っていました。ビーガンやローカルでローストしたコーヒー店、地ビールを扱うバーに加えてイタリアン、ピザ、バーガー、地中海、ソーフード、ユダヤ系サンドウィッチ、サラダ、アイスクリームジェラート。中でも気になったのがジャパニーズ・タコス！タコスに使われるシェルがなんと海苔。確かに従来のタコスはコーントルティーヤなのでトウモロコシが原材料。92％のアメリカ産のトウモロコシは遺伝子組み換えというデーターがあるので、農薬摂取したくない人や糖質制限組にとってタコス食べたい人の夢を叶えてあげるお店なのでしょうか？

食べてないのに感想を書くのは失礼なので割愛します。でも海苔も産地によっては汚染物質やマイクロプラスチックが含まれるからどちらか健康なのかマイクロな視点で考えても分かりません（笑）タテキだったらヘビーウェイト上げるかHIITトレーニングした後に品種改良されてないオーガニックのトウモロコシタコスで普通にタコチューズデー（タコスの火曜日）しますけどw

タテキはタテキ妻の食欲にビックリ！別に自分の食生活を押し付けていないのですが、同じ感覚？目新しい雰囲気に感化されて楽しく食したご飯に大満足。広いテーブルエリアも満席なので場所を見つけるのに一苦労でした。オーダーすると用意できたらブルブルと震える装置をもらって待機するほど混み合ってました。乗り継ぎとかで1日ボストンの方にはフェンウェイ球場の観光ついでに、ここでランチをするのもいいかもしれません。

住んでいるところからちょうど歩いて45分くらいでした。散歩しながら美味しいもの食べて地元を楽しむのもいいな、と思った週末でした。