感謝祭 2018

 
初めての七面鳥!上手く焼けました☆

初めての七面鳥!上手く焼けました☆

Thanksgiving 2018

アメリカではハロウィンが終わり11月に入ると、ホリデーシーズンとか言って一気に年末ムードになります。クリスマス商戦が始まり、パーティーやら家族の時間といって仕事やボストン市内の交通状態もセカセカしてくるイメージがあります。無理やりにでもクリスマス前には仕事を終わらせる!!みたいな雰囲気が息苦しいです。

タテキみたいに家族は日本で、アメリカでは外人の立場だと、毎年サンクスギビング は誰かのお家に招待されるのが通例でした。サンクスギビング(感謝祭)はイギリスからアメリカに渡ったピルグリム達の初めての収穫を記念する祝日で、11月の第4木曜日に七面鳥を焼いて、収穫などを祝うのが起源だったと思います。

家族や友人が寄り集まっておなかいっぱいごちそうを食べたり、アメフトをみんなで観戦したり、翌日のブラックフライデーと呼ばれる1年で一番大きなセールでショッピングを楽しんだりします。

今年はなんと初めてタテキがホストになって七面鳥を焼き、感謝祭の伝統的な食事を作って日本人の友人たちを招待しました。ちょー気合入ってました!幼少期の大親友がわざわざ弾丸でボストンに来てくれたからです。

今から2年前、日本で凱旋試合がありました。パンクラス280で来日した時のことです。前日の計量は新宿フーターズで公開イベントでした。無事に計量をパスして水分補給をしていたら、保育園の頃から仲が良かった親友と20年ぶりに再会しました。自分の来日ニュースを知って、会場までわざわざ駆けつけてくれました。タテキは嬉し過ぎて号泣しましたが、水分を極限まで絞り出した状態だったので、目から涙が出ずに「号泣詐欺」です。もう嬉し過ぎて大感動でした。

本当に短い3日間のステイでしたが、凝縮した滞在でした。

それではタテキのおはつサンクスギビング料理の紹介です。

七面鳥はいつもお世話になっているブッチャーで平飼いのオーガニックターキーを予約!2、3日冷蔵庫で皮を乾燥させてパリッと仕上げるした準備をしていました。野菜はファーマーズマーケットで仕入れたニューイングランド地方の恵み!ちょっと「食べ物足りなくなったらどうしよう」的な心配もあって、追加で腿肉を購入しました。塩漬けして鴨油でコンフィにしました。

すごく面白かったのは、ゲストの日本人たちはアメリカのサンクスギビングの形式をあまり知らなかったことです。普通、アメリカ人の家に招かれると、ビュッフェ形式で、日本人の感覚だと「食べ放題のレストランかよ?」と勘違いするような会食スタイルです。大きいトレイが何個もあって、下に蝋燭みたいな火が料理の温度を温かく保ってくれます。ゲストはお皿を取って食べ放題スタイルで料理を自分の皿にとり、七面鳥はみんなで切り分けられたり、2周目は他の食べ物と一緒に置かれて、自分でカットしてお肉をプレートに運ぶ形式が一般的です。

しかーし、日本人の友人たちはタテキが料理をテーブルに運ぶ度にガッツリ食べて、みんなで「そういえば感謝祭といえばターキーだよね?」的な雰囲気になり、料理に集中していたタテキが「は!」と気づいた時、楽しみにしていた野菜たちは、ほぼ食べられて、ゲストの皆さんは「まぁまぁお腹一杯」な感じ、、、

タテキとタテキ妻は顔を合わせてアイコンタクト、、、「いや、まて、まて、いや、みんなサンクスの食べ方知らない?系ですか」確かに「食べはじめようかー」とは言ったけど、前菜の味見程度だと思い込んでいたのはうちら2人だけでしたぁ!

七面鳥の焼き加減は初めてのわりには完璧だったので自己満に浸ってました。腹一杯になりかけていた友人達も、なんじゃこりゃと食べまくる姿を見てガッツポーズ!

オーブンで低温調理

オーブンで低温調理

初めてのターキー

初めてのターキー

夢がこの一皿に!

夢がこの一皿に!

お腹に詰めるスタッフィングも手作り

お腹に詰めるスタッフィングも手作り

 
クランベリーソースも手作り

クランベリーソースも手作り

 
お約束の感謝祭サンドウィッチ

お約束の感謝祭サンドウィッチ

 

毎年のサンクスギビングでタテキの一番の楽しみはサンドウィッチです。感謝祭の伝統料理と七面鳥、ローストした出汁で作るグレイビーソース、一緒に食べるクランベリージャムを丁寧にパンに塗って、挟んで自分のオリジナルサンドを作って食べるのが最高です。流石にお腹一杯になった日本人の友人達は「何それ?美味そー、でもお腹いっぱい」と言って悔しがる姿を見て、「おまいらサンクスの楽しみ方知らないなぁw」と偉そうなパイセン面して優越感に浸りました。ははは、俺のかちだ 

27 年前の1991年12月13日

27 年前の1991年12月13日

32歳でボストンにて再会!名物ロブスターロールは思い出の味

32歳でボストンにて再会!名物ロブスターロールは思い出の味

りょうお君とは保育園の子熊組からの仲です。こぐま組ですよ。ちなみにその次がキリン、ゾウ、そして1年生になりましたぁ!彼が小学校3年生の時に引っ越ししてから連絡取れず、それきりでした。小さい頃は毎日一緒に遊んでいました。そんな彼がボストンを訪れ、名物のロブスターロールを一緒に食う、なんて夢にも思いませんでした。幼少期の写真は当時5歳、サンタはバリバリ信じてました。27年ぶりの再会なので、大親友の中でもお互い呼び合う時は「りょうお君」と「タテキ君」、小学校低学年の頃から時間が止まったままです(笑)ドラクエ5を一緒に全クリできてメチャメチャ喜んだ記憶があります。

ボストン滞在1日でもガッツリ観光ガイドできる程、慣れているタテキは3日もあれば十分!観光名所全て制覇!大学や美術館も訪れる余裕があり、ブラックフライデーの気持ち悪いほど安くなるアメリカのセールも体験してもらって、本当に思い出に残ったサンクスギビングでした。

皆さんも昔の友人と再会できるといいですね。