ポークチョップとニューイングランド・アップルソース

 

Biceps Rissoto

新鮮なリンゴとブッチャーのお肉で秋の食

10月のニューイングランド。地元ボストンは「秋」です。秋といえば?もちろんリンゴ狩り! 子供たちを車に乗せて、ダンバースのコナーズファーム(Connor's Farm)へ。

コナーズファームは、よくあるインスタ映え狙いの観光農園ではなく、 駐車場も土の広場。本物の果樹園を歩いて、木から直接リンゴをもぎ取る。

子供たちは列の間を駆け回る。娘は巨大なリンゴのフォト看板に登り、息子は金を払う前にリンゴを食おうとするw。 これぞ秋、こうでなくっちゃ。 家族で新鮮でカリッカリのリンゴを袋いっぱいに持って帰りました。

もう、タテキの頭の中ではアレを作るって決まってましたよ。

Walden Meat:地元のブッチャーに寄り道

リンゴ狩りの後、タテキはWalden Local Meatに寄りました。 もしボストン近郊に住んでて、Waldenの肉を買ってないなら、損してます。

彼らはニューイングランドの小さな農家と提携し。 グラスフェッド&フィニッシュ(牧草飼育)の放牧牛、古代種の豚肉。 抗生物質なし、ホルモン剤なし。ちゃんと育てられたお肉たちです。

Heritage breed(ヘリテージ・ブリード): 伝統的な豚の品種を指します。これらの品種は、現代の豚肉生産で主流となっている品種とは異なる特徴を持っています。

オーガニックのポークチョップと豚ソーセージをゲット。 さあ、家に帰って料理開始です

ブレイズド・ポークソーセージとリンゴとザワークラウト

まずタテキが作ったのは、豚ソーセージの蒸し煮、リンゴとザワークラウト添えです。

これぞクラシックな秋の料理。ジャーマンスタイル。 リンゴの甘みが、ザワークラウトの酸味を完璧にバランスさせる。 そして、豚肉のコクがすべてを一つにまとめています。

まずダッチオーブンでソーセージに焼き色をつける。香ばしくなったら一旦取り出す。 その鍋に、豚の脂身とスライスオニオンを投入。 玉ねぎが黄金色になったら、自家製のザワークラウトを投入。

そして、コナーズファームで獲ってきた新鮮なリンゴを洗ってスライス。 皮なんかいちいち剥きませんよ(笑)。芯だけ取って、そのまま鍋へ。

ソーセージを鍋に戻し、コナーズファームで買ったアップルサイダーを少し加え、タイムとベイリーフも入れる。 蓋をして、弱火でじっくり45分。

結果? ソーセージはジューシーで柔らかい。リンゴは形を保ったままトロトロ。ザワークラウトはリンゴの甘みで角が取れてる。 すべてがリッチな、甘じょっぱい旨味の塊になりました。

ポークチョップとアップルソース

そして、メインイベント。 Waldenの最強ポークチョップです。

塩とコショウ、そしてアツアツのキャストアイロンだけ。 両面をハードに焼き付けたら、バター、ニンニク、タイムで仕上げる。

ソースはシンプル。 フライパンに残った肉汁とリンゴをミキサーにかけて、バターで軽く煮詰めるだけ。 皿に盛り付け、このアップルソースと、ソテーした野菜を添える。 シンプル。完璧です。

Kion Coffee